誰かを抱きしめたり、抱きしめられたりすると、幸せな気持ちになりませんか? これは単なる思い込みではなく、実はホルモンの働きによるもの。
ハグには知られざる驚きの効果が隠されているのです!
健康に特化したアメリカのライフスタイル雑誌「Women’s Health」オンライン版より、抱きしめの驚くべき効果をお伝えします。
幸せになれる
恋人や愛する人に触れたとき、脳内には「ドーパミン」や「セロトニン」といった物質が分泌されます。快楽を感じる「ドーパミン」と、心地よさや幸福感を与えてくれる「セロトニン」の働きにより、幸せな気分になるのです。
ストレスを軽減してくれる
愛する人とハグをしたとき、ストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」の分泌が減ることが分かっています。これにより、不安な気持ちを和らげ、ストレスを軽減。辛いことがあった日には、言葉で伝える前に抱きしめてもらうとよいかもしれませんね。
心地よい眠りにつける
不安を抱えているときにはなかなか眠りにつけないものですが、ハグをしたあとはぐっすり眠れる人が多いようです。付き合い始めて間もない相手ならドキドキしてしまいそうですが、付き合いの長い相手とベッドに入れば、確かに眠りにつきやすいような気がします。
免疫力を高める
誰かと抱き合うことにより、副交感神経が刺激されます。これにより前述のドーパミンやセロトニン、愛情や信頼のホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌が促されます。これらの神経伝達物質には免疫力を高める効果が知られており、ハグと免疫力の関連性は、米カーネギーメロン大学の研究チームが明らかにしています。
体調が優れないときに誰かに甘えたくなるのは、体が無意識のうちに免疫力を高めようとしているのかもしれませんね。
抱擁のチカラってスゴイ! ただし、上記のような効果が期待できるのは、ハグの対象が愛する人や信頼できる人の場合だけのようです。
大切な人とハグをすると安心感を得られるのは男性も女性も、同じなのではないでしょうか? 少し恥ずかしい気もしますが、心から愛する人と、今日もたくさんハグしちゃいましょう。
[womenshealthmag.com]
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