思い出の数だけ昔話はありますが、いくつ年を重ねたって、いくつ大人の壁にぶつかったって、「童心」はパワフルな原動力。
今回ご紹介する「東京おもちゃ美術館」は、そんな童心をくすぐるものでいっぱいのスポット。懐かしい!や、何これ!?と色々なおもちゃに出逢うことができます。
美術館は学校?
なんと「東京おもちゃ美術館」は小学校の跡地にあります。小学校に入れる!それだけで興奮してしまいますね。
おもちゃの数は数万点!
懐かしいおもちゃから貴重なおもちゃ、伝統的なおもちゃ、世界のゲームおもちゃなど。木のおもちゃがメインで、ほとんどが触って・使って・遊べるのです!
では、何万点もある中から個人的に気になったおもちゃをご紹介します。
見た瞬間「なつかしー!」と心で呟いたつもりが、声に出てました。シンプルですが、計算されつくされたデザインなんでしょう。今見ると感心します。
この「いつでも飛べるぜ」と言わんばかりの得意げな表情。相当な場数を踏んでいることでしょう。手前にあるトリガーを叩くと人形がジャンプし磁石でくっつく、やんちゃ感満載なおもちゃです。
「可愛すぎる!」見た目だけでなくプロダクツは素晴らしいもので、犬のお散歩風にリードをひくと、ビビットイエローな卵ちゃんが車輪と連動してクルクルと回るのです。お洒落なインテリアとしても活躍してくれそうですね。
大真面目です!決してふざけているわけではありません。これは熊本県の伝統おもちゃ「おばけの金太」。こちら歴史上の人物からインスパイアされ、カラクリ人形の一種として作られたそうです。
ボランティアスタッフさんより、「テーブルフットボールはスポーツの領域なの!」と情熱的にご説明いただきました。ヨーロッパとアメリカを中心にポピュラーなスポーツ(ゲーム)で、世界大会は数百万円の優勝賞金が出るのだとか。ちなみに日本では「やきとりサッカー」と言われているようです。
「作られた」おもちゃだけではありません。おもちゃ作り体験をすることができます。講師の方の雄弁なお話が面白さを一層引き立て、何処となくNHK Eテレの番組「つくってあそぼ」のワクワクさんを連想させます。
懐かしのガチャガチャまで。どれも個性的ですが、そろばんから生まれた「そろQ」気になります。
ごく一部のご紹介でしたが、いかがでしたか?
作り手側のストーリーがすべてのおもちゃには宿っています。見て、触って、使って、「何故?」を考える。おもちゃと共感することで面白さが増すこと間違いなし。ファミリーはもちろんのこと、お友達同士や、デートスポットとしても思う存分楽しめるスポットです。