ヘルシーで手軽な朝食として人気を集めているシリアル。最近では、フルーツグラノーラが再び注目されています。そこで今日は、シリアル豆知識と一度は食べてみたい世界のシリアルをご紹介します!
グラノーラとミューズリーの違いは?
グラノーラとミューズリー。どちらもよく耳にする名前ですが、まずは両者の違いをおさらい。グラノーラは、オーツ麦やナッツ類にハチミツなどの甘味料を混ぜてオーブンで焼いたもの。日本でも人気のフルーツグラノーラは、甘味があるので、そのまま食べても美味しいですよね。一方のミューズリーは、数種類の穀物やナッツに、ドライフルーツやナッツを混ぜたもので、甘味料は加えません。ミルクやヨーグルトと一緒に頂くのが一般的で、砂糖の摂取量を抑えたい人に向いていると言えそう。
また、どちらもコーンフレークよりも食べ応えがあるので、朝食に食べればランチまで余計な間食をするのを防ぐこともできますよ。
ちなみに、コーンフレークの主な原料はとうもろこし、グラノーラとミューズリー、オートミールはオーツ麦が主原料です。そしてすべての総称がシリアル、ということになります。次は、世界のシリアルをご紹介します!
いかにも外国!フルーツループ
レインボーカラーが目を引くこちらは、ケロッグ社のFroot loops(フルーツループ)。アメリカやオーストラリアの子どもに大人気です。見た目と名前から、色毎にフレーバーがあるのかと思いきや、実は全部同じ味なのです。
香ばしくてヘルシー!全粒小麦シリアル
全粒小麦粉から作られたブロック型シリアルは、オーストラリアではWeet-Bix(ウィートビックス)、イギリスではWeetabix(ウィータビックス)という商品名で売られています。オージー版はミルフィーユ状で崩れやすく、イギリス版は丸みがあり少し固め。ミルクやヨーグルトと共に頂く他、お好みのフルーツとミルクでスムージーにしても美味!
カリカリ病みつき!クランチーナッツ
アメリカ、イギリス、オーストラリアなどのスーパーで見かけるCrunchy Nut(クランチーナッツ)は、コーンフレークをカリカリのピーナッツとハチミツでコーティングしたもの。程よい甘さと香ばしさ、そして食感の楽しさが病みつきになる美味しさです。
忙しい朝に!シリアルバー
時間がないときに便利なのが、ミューズリーやグラノーラをバー状に固めたシリアルバー。欧米のスーパーでは、箱入りの物がたくさん陳列されています。種類は豊富で、ヨーグルトやチョコレートソースをかけたもの、ナッツや穀物がぎっしり詰まったもの、フルーツが沢山入ったものなどがあります。片手でそのまま食べられるので、デスクでの軽食や非常食にも良さそう。
本当は美味しいオートミール
その見た目と味が原因で、日本人にはイマイチ人気のでないオートミール。さらに、鍋で作るという昔ながらのレシピも要因かも知れません。そんな人こそ試して欲しいのが、電子レンジで作れるクイック・オートミール。物によっては90秒加熱するだけでOK。さらに、アップル&シナモンや、ハチミツ、メープルシロップなどのフレーバーが付いたものもあり、食べやすさも格段にアップ! お土産にするのも喜ばれそうです。
今度の旅では、地元のスーパーでお気に入りのシリアルを見つけてみては? 朝起きる楽しみがもうひとつ増えるかも知れませんよ。
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