新生活がスタートしてもうすぐ2か月。ゴールデンウィークも終わり、そろそろ疲れが出てくるころですよね?
そこで今回は、小旅行で実践したいメンタルヘルスケアの方法をまとめたいと思います。
散歩や散策、レンタサイクルなど、体を動かすプチ旅行に出掛けてみる
自分でできるメンタルヘルスケアの王道として、“体を動かす”というケア方法があります。坂道の多い温泉街や尾瀬国立公園など、今度の週末は歩く距離が自然に多くなる観光地、に出掛けてみませんか? 特に有酸素運動がいいとされているので、軽井沢に出掛けて自転車に乗ってみるなども効果的ですね。
本格的にフットサルを始めたり、ランニングやスイミングをスタートするとなると大変ですが、徒歩数の増える旅先に出掛ければ、自然に運動量が増えるのでリフレッシュになるはずです。
旅先に落ち着いたカフェを探してみる
五月病を吹き飛ばすためのプチ旅行では、旅先で落ち着いたカフェを探しておいてください。誰も知っている人がいない町のカフェでノートを広げて、今の気持ちを書き連ねるためです。
もやもやした気持ちや苦しさは手を動かして紙に書き出すと上手に解消できるとか。海が見えるカフェや森の中のカフェで、誰にも邪魔されずに気持ちを書き連ねてみてください。自然と心も癒やされていくはずですよ。
さらに締めくくりとして、「こんな風な人間になりたい」「こんな人生を歩みたい」など、今後自分がなりたい理想像や未来を思い浮かべて書き出すと効果的とか。
空気の澄んだ場所に出掛けてみる
気分が優れないときは、深呼吸が最も手軽で効果的な解消法だと分かっています。特に腹式呼吸が効くそうなので、空気の澄んだ場所に出掛けて、誰も居ない場所で思い切り腹式呼吸を繰り返してきてください。
ポイントとしては、まず思い切り息を吐き出します。肺の中の空気をすっかり吐き出せれば、自然に新鮮な空気が胸の中にいっぱい入ってくるはずです。肺の隅々に森や海の澄んだ空気が満ちていく様子を、じっくりと感じてください。5分から10分ほど繰り返していると、自然とリフレッシュしている自分に気付くはずですよ。
ちなみに「プチ旅行など出掛けられない・・・」という人は、せめて数時間、じっくりと音楽を聴きに行ったり、カラオケに行ったり、思い切って踊りに出掛けてみたりと、音楽を絡めてリフレッシュしてみてはいかがですか?
感覚的にも納得できますが、音楽はごく自然に心と体を癒やしてくれる効果が確認されているとか。アップテンポの音楽は自然と活力を、静かな音楽は自然と心と体にリラックスを与えてくれます。特に何かの片手間ではなく、ひたすら音楽に集中して耳を傾けると効果的みたいですね。
[こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト~ – 厚生労働省]
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