今や世界レベルの人気で、日本が誇る国民食「ラーメン」。せっかく食べるのなら、絶対にハズしたくないところですよね。今まで訪れたラーメン店は国内約600店、海外約50店、ラーメン勉強家の筆者がオススメの店を厳選してみました。今回は公平感を保つため、つけ麺や辛口タンメン等は含めず「ラーメン」に絞っています!
らーめん処 潤(蒲田他)
【中華そば(大油)】
新潟・燕三条系ラーメン。
スープは煮干しの旨味が効いたコクのある醤油ベース。表面はたっぷり背脂で覆われていて、最後まで熱々のままおいしさを堪能できるのが特徴(背脂の量はお好みで調節可能)。
玉ねぎのみじん切りが背脂スープをさっぱりとさせていて、極上のラーメンに仕上げています。
[らーめん処 潤]
めん 和正(三軒茶屋)
【中華麺】
お昼時などは常に行列ができている和正(わしょう)。スープは鶏ガラや豚骨などの動物系に、煮干し・鰹節などの魚介系が効いた醤油ベース。素材の旨味が凝縮され、且つまろやかな口当たりのスープは最後までおいしくいただけます。チャーシューもトロトロで、お箸で簡単にほぐれるのほどの柔かさ。
横浜家系ラーメン 洞くつ家(吉祥寺)
【ラーメン】
ラーメン激戦区の吉祥寺に店を構える、洞くつ家。スープは豚骨、鶏ガラからとる濃厚スープに醤油ダレを合わせた豚骨醤油。表面に鶏油を浮かべた王道的な家系スタイル。豚骨感たっぷりなスープによく絡まる、もっちりした太麺も絶妙なおいしさ。
はやし(渋谷)
【味玉らーめん】
鶏ガラと豚骨の動物系と、宗田節・煮干・昆布などの魚介系を合わせたスープ。素材の旨味が凝縮したスープは、濃厚ながらも軽やかな口当たり。モチモチした食感の中太ストレート麺はスープとの相性抜群。柚子の皮がラーメン全体を一層おいしく引き立てています。
[食べログ/はやし]
荻窪中華そば 春木屋(荻窪・吉祥寺)
【わんたん麺】
昭和24年創業の春木屋。煮干しや野菜、豚ガラと鶏ガラを煮込んだダシに、香り高いオリジナルブレンドのかえしが加わった醤油スープ。シンプルながらも複雑な旨味が凝縮された味わいを堪能できます。ワンタンも柔らかく口の中でとろける食感。
銀笹(銀座)
【銀笹ラーメン塩+味付け玉子】
有名な日本料理店で修行した店主が開いたラーメン店。昆布とカツオの風味が香る端麗なスープは、上品ながらもしっかりとダシを感じるおいしさ。ふわっとした鯛のつみれ、香ばしい炙りチャーシューも絶品。サイドメニューの「鯛飯」に残ったスープをかけて、鯛茶漬けとして楽しめるのもうれしいところ。
麺屋武蔵 (新宿他)
【武蔵ら〜麺】
鶏ガラと豚骨を主体とした「動物系スープ」と、かつお節、煮干しでとる「魚介系スープ」のダブルスープ。醤油の色がやや強く、和の旨味をたっぷり味わえるのが特徴。柚子がスープを引き立て完成度の高い一品に。海老油の調節で「こってり」「あっさり」を選べますが、個人的にはよりコクと香りが増す「こってり」がオススメです。
[麺屋武蔵]
ラハメン ヤマン(江古田)
【らはめん】
店頭にはジャマイカの国旗が掲げられ、BGMはレゲエというラーメン屋らしくないラーメン屋。(店員さんは全員日本人)鶏ガラなどの動物系と魚介類の旨味たっぷりの醤油スープは、あっさりしながらも限りなく奥深い味わい。
つるつるとした食感のタピオカ入りの麺もスープとの相性良し。
ジャマイカな雰囲気ながらも、純和風のラーメンというギャップも◎。
俺の空(高田馬場他)
【掛け豚そば】
かつてテレビ番組で「日本一おいしいラーメン屋」に選ばれたこともある俺の空。今なおその味は健在。魚粉の風味がしっかりした濃厚な魚介系豚骨スープ。ほぐされたチャーシューは麺ともよく絡みます。濃厚なスープながらも決して大雑把ではなく、計算しつくされたラーメン。
[食べログ/俺の空]
えびそば 一幻(新宿他)
【えびしお そのまま】
札幌に本店を構える一幻(いちげん)。えびスープと豚骨スープのブレンドの割合を「そのまま」「ほどほど」「あじわい」の3種から選べます。オススメは海老の風味を存分に味わえる、えびしおそのまま。食感も絶妙なえびフレークがスープをより香り高く引き立てています。
[えびそば 一幻]
職人魂が込められた究極のラーメン。試してみたい一杯は見つかりましたか?