【富山】北陸随一の霊場!大本山で滝に打たれる1泊2日の旅

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Aug 9th, 2015

富山県東部にある立山連峰のふもと、上市(かみいち)町に北陸随一の霊場があります。パワースポットとしても有名な真言密宗の大本山で、滝行などのスピリチュアルな体験を一般の参拝者も楽しめる観光地になっています。

【富山】究極のスピリチャル!真言密教の大本山で滝に打たれる1泊2日の旅
(C) 富山県観光連盟

そこで今回は、真夏の特に暑い時期に訪れたい大岩山日石寺(おおいわさんにっせきじ)について紹介します。

725年創建の真言密教の拠点

【富山】究極のスピリチャル!真言密教の大本山で滝に打たれる1泊2日の旅
(C) 富山県観光連盟

富山県の上市町にある大岩山日石寺は725年の創建、最盛期には21の末社、60の坊社、1,000人以上の僧兵を持った真言密教の一大拠点です。

度重なる火災と再建を繰り返して現在に至りますが、国指定史跡の高さ3mを超える石仏や三重塔、六本滝、隣接して流れる大岩川沿いの千巖渓(せんがんけい)と呼ばれる景勝地など、今もなお見応えのある建造物や景観が寺院の内外に密集しています。

滝行は日石寺観光のハイライト

【富山】究極のスピリチャル!真言密教の大本山で滝に打たれる1泊2日の旅
(C) 富山県観光連盟

修験者だけでなく観光客にも人気なイベントに、日石寺の滝行があります。大寒の日に行われる寒修行は特に有名で、テレビ中継されるほど。

もちろん真夏の滝行もOKです。同寺の事務所スタッフに聞いたところ、1年中予約を入れればいつでも体験できる上に、白装束に履物、タオルも貸し出してくれるそうなので、夏の暑い日に北陸新幹線で富山に訪れ、滝行を体験してみては?

【富山】究極のスピリチャル!真言密教の大本山で滝に打たれる1泊2日の旅
(C) 坂本正敬

交通ルートは北陸新幹線の富山駅下車後、富山地方鉄道に乗り換えて上市駅へ。その後はバスかタクシーで同寺を目指してください。もちろん最初から富山駅前でレンタカーを借りて、足を運んでもOKです。

日石寺は門前街で食べられる大岩そうめんも有名です。ところてんや山菜料理、川魚、あずき白玉などもおいしく食べられるので、併せて立ち寄ってみてください。

寺院の都合で滝行を体験できない場合もあるので、必ず事前に連絡をして予約を入れてくださいね。

[大岩山日石寺]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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