夏も終わりに近づくと、いくらおいしいそうめんでも、さすがにちょっと飽きてしまいますよね。

(C) 坂本正敬

そこで今回は、一般社団法人Jミルクがお勧めする一風変わったそうめんのレシピを紹介します。何かいつもと違った雰囲気でそうめんを楽しみたいという場合は、ぜひとも試してみてください。

ミルクそうめんは意外においしい

今回紹介するレシピは、めんつゆをミルクで割ったミルクそうめんになります。

「うげ～」

と思う人も少なくはないと思いますが、そうめんばかりの食事では、たんぱく質やビタミンの摂取が不足しがち。その点、牛乳にはカルシウムやたんぱく質を始め、ミネラル、各種ビタミンなどがバランス良く含まれています。

めんつゆに牛乳を混ぜるだけで、夏場の不足しがちな栄養の補給源にもなってくれます。しかも、ミルクそうめんは、偏見さえ捨てれば味も悪くはありません。そうめんでカルボナーラを作るシェフが居るように、そうめんと乳製品の相性は意外に悪くない、むしろいいのですね。

細いパスタのカッペリーニを食べている感覚で、ミルキーなそうめんを楽しんでみてください。
次はレシピとアレンジのコツをご紹介。

ミルクそうめんのレシピは？

ミルクそうめんのレシピは簡単です。市販の3倍濃縮のめんつゆ大さじ1杯に対して、牛乳を200ml入れて割ってください。

完成したミルクめんつゆに、そうめんを適量取って入れて食べるだけです。すりごまを入れると味わいに深みが増しましたので、ぜひとも試してみてください。

そうめんを食べ終わったら、抵抗がない人はミルクつゆもしっかりと飲みほしたいですね。単なるミルクではなく、めんつゆの風味があるミルクの味に慣れてくると、夏の変化球メニューとして定番になるはずですよ。

以上、ミルクそうめんのレシピをまとめました。牛乳とめんつゆがあれば今すぐ試せるレシピです。普通の味のそうめんに飽きてきたら、ちょっとそのめんつゆに冷蔵庫の牛乳を入れてみては？

[ミルクつけつゆそうめん – Jミルク]
[Photo by Shutterstock.com]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家／ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書（TABIZINEライターとの共著）に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸３県のWebマガジン〈HOKUROKU〉（https://hokuroku.media/）創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。