海外に出かけた際、慣れるまでに少し時間がかかるものといえば、現地での金銭感覚。すなわち「現地の物価」です。
現地でのお金の感覚にいち早く慣れるには「国内の100円に当たる金額で、どれだけのものが買えるか」を基準に考えるのがポイント。買い物をするたびに、頭の中でパパッと換算することで、現地の人々と同じ感覚でお金を使えるようになります。
旅行ガイド「ロンリー・プラネット」を参考に、1ドル(※2010年当時/日本円にすると85〜90円)でどれぐらいのものが購入できるのか、どのようなサービスが受けられるのかを検証していきましょう!
アジア編
ベトナム・・・サンダル3足、またはインスタント麺5袋。安い屋台料理なら100円以下で食事可能。
インド・・・ダール豆のカレー、野菜カレー、ピクルスなど数種類とご飯のセットメニュー。
ネパール・・・ひき肉と野菜にスパイス入りの餃子「モモ」10コとコーラ1缶(250ml)。
フィリピン(セブ島)・・・満足度大のマッサージ(30〜45分程度)。
ヨーロッパ編
ポルトガル・・・エスプレッソコーヒー1杯。
イタリア・・・安価なワイン(1リットル)。
フランス(パリ)・・・コーヒー約1/3杯。
オーストリア・・・パン1コ。
クロアチア&ハンガリー(ブダペスト)・・・シングルサイズのアイスクリーム。
デンマーク・・・キュウリまたは牛乳1本(1リットル)。
中東・アフリカ編
アラブ首長国連邦(ドバイ)・・・チキンやビーフ、ラム肉などをソースと一緒にピタパンで包んだ「シャワルマ」。
エジプト・・・ご飯とスパゲティ、豆、フライドオニオンなどを混ぜ合わせたエジプト料理「コシャリ」またはサンドイッチ。
南米編
コスタリカ・・・パパイヤにスイカやパイナップルなどの果物ひとつ、またはコーヒー1杯。
コロンビア・・・コーヒー1杯とビスケット2枚。
アメリカ(LA)・・・路上駐車ペース1時間分。
物価の安い国はアジア・中東・アフリカ、高い国は西ヨーロッパに集中しているようです。それにしても、パリではコーヒー1杯も飲めないなんて・・・! 現地の物価を基準に、次の渡航先を選びぶのも効率的と言えるかもしれません。
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