世界一周旅行、すてきな響きですよね。
多くの人にとって、憧れながらも実現できずにいる夢の1つだと思いますが、実はヨーロッパ旅行に出掛けるくらいの予算で、世界一周分の航空チケットが購入できてしまうとご存知でしたか?
そこで今回は、株式会社ウェブトラベルの「世界一周堂」をもとに、世界一周航空券の情報をまとめます。
ヨーロッパを往復するようなチケット代で世界一周ができる世界一周航空券
そもそも世界一周航空券とは何でしょうか? 大まかな定義を言えば、
(2)1年以内に一周して
(3)スタートした国に戻ってくる航空チケットの束
になります。
「そんなの本当にあるの?」
と思うかもしれませんが、全日空の加盟するスターアライアンス、日本航空の加盟するワンワールド、スカイチームなどグローバルな航空会社団体が、自分たち団体に加盟する航空会社の便を乗り継いでスムーズに世界一周ができるように用意してくれる現実のサービスとして存在します。
細かいルールは航空会社団体によって異なっており、先に触れた逆戻りの定義や、途中降機の回数、滞在可能都市数などの条件は違っていますので、いざ出発するとなれば細かく調べる必要があります。
ただ、例えばワンワールドの3大陸を周遊できる世界一周チケットがエコノミーで335,000円(※出国税、航空施設利用料、保険料などは別途)などと、全グループともに驚くような値段でチケットを販売しています。
時期や場所にもよりますが、ヨーロッパと日本の往復航空チケットと同じような値段で買えます。しかもこの値段は年末年始、お盆、連休関係なく一律です。驚きですよね。
世界一周航空券選びは最初に都市を決めてから
では、複数の航空会社団体から販売されている世界一周航空券をどのように選べばいいのでしょうか? まずは、
(2)リストアップした都市の優先順位を決める
(3)希望の都市をカバーしている世界一周航空券を選ぶ
というステップを踏んでください。各航空会社グループで得意な地域、不得意な地域があります。例えば南米チリの領土で太平洋の洋上にあるイースター島にどうしても行きたいという場合、ワンワールドの世界一周航空券しか対応していません。
自分の行きたい都市が明確に決まれば、上述したように自然と選択肢は定まってきますので、まずは地球儀や世界地図を用意して目的地を選び、就航便の有無を各航空会社のホームページで調べてみてください。
目的地が世界の主要都市ばかりで、複数の世界一周航空券の選択肢が出てきたという場合は、自分の好きな航空会社が加盟しているグループの世界一周チケットを選んでみるといいのかもしれませんね。
ただ、世界一周航空券をベースに、自分で陸路や海路などの移動手段の手配をすれば、実質的に世界中を旅して回れる計算になります。どこかの空港に降りて、鉄道で移動して、別の空港からまた旅立つといった方法もOK。
有効期限ぎりぎりの1年を費やして世界中を1周しなくても、2週間程度あれば5大陸周遊は十分に可能です。有給休暇などを組み合わせて2週間の時間を作り、世界一周に旅立ってみてくださいね。
[世界一周堂 – 株式会社ウェブトラベル]
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