今が旬の柿は、熱を加えると甘みが増すのをご存知でしょうか? 渋柿を食べる際に「焼酎と砂糖をかけてから焼く」という人もいるようですが、グラニュー糖をかけて焼くだけでOKです! 買ってきた柿が甘くなかったとき、たまたま渋いものに当たってしまったときに覚えておくと、きっと重宝する「焼き柿」のレシピをご紹介します。
焼き柿の作り方
まずは基本の焼き柿の作り方をマスターしましょう。といっても難しい手順はひとつもなく、柿を横半分に切ってオーブンシートを敷いた耐熱皿にのせ、グラニュー糖大さじ1/2をそれぞれ振りかけ、200℃に予熱したオーブンで30〜45分間焼くだけ。スプーンですくえるぐらい柔らかくなれば出来上がりです。
「焼き柿」にアイスやお好みのソースを添えれば、素敵なデザートに変身します。黙っていれば、きっと誰も「渋柿だった」なんて思わないはず!
焼き柿×バニラアイス
焼き柿に市販のバニラアイスを添えるだけ。時間に余裕のある人は、バニラアイスを手作りしてもいいですね。アイスが溶けかかったところをいただくと、最高のおいしさ! お好みでシナモンを添えていただきましょう。
焼き柿×キャラメルソース
手鍋にグラニュー糖と水少量を入れて中火に5分ほどかけて、キャラメルソースを作ります。くるみまたはアーモンドは、フライパンで軽く炒ってから粗く刻みます。お皿に焼き柿を盛り付け、キャラメルソースをかけてナッツを散らせば出来上がり。カリカリのナッツが、トロッとした焼き柿の食感を引き立てるアクセントに。
お菓子の国・フランスでは、柿を煮て「コンポート」にしたり、砂糖と煮詰めて「コンフィチュール(ジャム)」にすることがよくあります。
フランスでも「KAKI」と呼ばれている柿と小ぶりのミカン。国内のものと比べ、フランスで見かける柿は縦長で大ぶり。
焼き柿に慣れたら、煮て作る柿スイーツにも挑戦してみてはいかがでしょう? 生のまま、あるいは干し柿とは違うおいしさに出合えるはずですよ。
[レシピ制作 sweetsholic]
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