「ベジタリアン用」のソーセージにステーキ!超リアルなその原料とは?

Posted by: sweetsholic

掲載日: Nov 22nd, 2015

みなさんは「ソイミート」をご存知でしょうか? ソイミートとは大豆を主原料とした加工品で、海外では肉の代用品として親しまれています。例えばイギリスやオーストラリアのスーパーでは、大豆のハンバーグ「ソイパティ」や大豆のソーセージ「ソイソーセージ」が販売されており、現地のベジタリアン(菜食主義者)たちはタンパク源としてお肉の代わりに活用しています。

原料は何!?「ベジタリアン用」のステーキ肉が超リアル
※写真はイメージです

このたび、オランダのヴァーヘニンゲン大学で本物のステーキ肉となんら遜色のない(!)「ベジタリアン向けステーキ肉」の開発に成功したそうです。霜降り具合がリアルでホンモノっぽいこのステーキ、ちょっと食べてみたいかも!

気になる原料は?

前述の大豆を使った「ソイミート」とは異なり、「ベジタリアン向け」のステーキ肉は「レンズ豆」や「えんどう豆」が主原料。「レンズ豆と言われても・・・」という方のために、少し説明を加えておきますと、インドではベジタリアン向けのカレーの材料として、欧米ではサラダやスープに使われることの多いポピュラーなお豆です。

原料は何!?「ベジタリアン用」のステーキ肉が超リアル
ソイソーセージ

原料は何!?「ベジタリアン用」のステーキ肉が超リアル
レンズ豆

霜降り具合がリアルでホンモノっぽい

ヴァーヘニンゲン大学の科学者らが、作り出したというこのステーキ肉。科学者が開発を手がけた特別な機械のなかに豆を入れると、肉のような食感に仕上がるということです。厚さは3cmあるので、噛み応えもありそうですし、霜降り具合がとってもリアル。実際の写真を見ても、肉の加工品にしか見えません!

この特別な機械と「Shear Cell Technology」という技術を用いることで、野菜や豆類の繊維を壊して、好みの食感を作り出すことができると言います。科学者らは「本物のステーキ肉と張り合える味」と、自信たっぷり。食べてみないことには分かりませんが・・・! 

霜降り肉と比べると、はるかにヘルシーなベジタリアン用のステーキ肉。市場に出回るまでにはまだ少し時間が必要とのことですが、スーパーで手に入るようになったら試してみたいですね。このベジタリアン用のお肉で、肉じゃがのような甘辛い味付けの煮物を作ってみても、美味しそうな気がします。

[wageningenur.nl]
[dailymail.co.uk]
[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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