日常を忘れ、リラックスしたひと時を過ごせるホテルでの時間。ついつい気持ちが緩んでしまいがちですが、安心して過ごせるようにいくつか覚えておきたい点があります。そこで今回は、ホテル滞在中に避けたい5つのNG行動をお伝えします。
貴重品を置きっぱなしにする
ほっと一息つける旅先のホテルでの時間。ついつい油断して貴重品をベッドや机の上に出したまま部屋を出ていませんか? お財布やパスポートを放ったらかしにして部屋を離れる人はあまりいないと思いますが、パソコンや腕時計、アクセサリーなどにも注意が必要です。特に海外では、ホテルの清掃スタッフなど従業員が宿泊客の私物を盗むという残念な事件がよくあります。高価なものを目に付く所に置かないというのは基本中の基本です。
部屋番号を大声で話す
誰が聞いているかわからない場所で、宿泊しているホテルの名前や部屋の番号を大きな声で話すことは避けましょう。外出している間に部屋に残してきた貴重品を盗られたり、後をつけられて事件に巻き込まれる可能性もあります。そのため知らない人から「どこのホテルに泊まっているの?」と聞かれても、安易に教えてはいけません。また、知り合ったばかりの人を部屋に通すのも考えもの。会うならロビーで。
ノックされたらすぐ扉を開ける
部屋のドアをノックされて、すぐに開けていませんか? これは一歩間違うと非常に危険な行動です。誰が来たのか、ドアを開ける前はのぞき穴から必ず確認しましょう。のぞき穴がない場合は、チェーンをかけたままドアを開けて確認しましょう。頼んでいないはずのルームサービスや水道や電気の修理のスタッフが来た際は、ドアを開ける前に必ずフロントに電話をして確認をとって。ドアの前に立つ人間が、ホテルのスタッフを装った犯罪者である可能性が否めないためです。
朝食会場で席に私物を置く
ホテルの朝食はビュッフェスタイルである場合が多いですが、席に私物を置いたまま食事を取りに行っていませんか? バッグはもちろん、携帯電話やカメラなどからも決して目を離さないでください。「ホテルの中だから・・・」と安心していると、置き引きの被害に遭ってしまう可能性があります。家族や友達同士で旅行する場合は、交代で席を立つようにし、ひとりの場合は必ず席には何も残さないようにしましょう。
水道水に注意
特に海外では水道水にも注意が必要です! ホテルの水道水を飲む方はあまりいないと思いますが、衛生状態が良くない国では歯磨きや手洗いの際の水にも注意が必要です。おなかが弱い方、衛生面が気になる方は、極力リスクをさげるため、飲料水だけではなく歯磨きや手洗いの際もペットボトルの水を利用することをおすすめします。
[Smarter Travel/Eight Things You Should Never Do in a Hotel]
[All photos by Shutterstock.com]