あなたには、旅先の忘れられない味がありますか?
ふとしたときに無性に食べたくなる、その土地でしか味わえない世界のおいしいものたち。一度思い出してしまうと、いてもたってもいられなくなって、今すぐにでも旅立ちたくなるほどの味の思い出。
今回はTABIZINEのライター陣が教える、とっておきの「あの国のあの味」をご紹介します!
スコットランド発祥のマーズバーフライ
イギリスで人気のチョコバー「Mars Bar」に衣をつけて揚げた超高カロリー&ジャンクなおやつ。ゲテモノかと思いきや、クセになりそうな危険なおいしさ。発祥はスコットランドStonehavenにあるCarronというお店だと言われている。マーズバーは温まりすぎるとチョコレートが揚げ油に溶けてしまうので、調理直前まで冷蔵庫で冷やしておくそうです。
(倉田直子)
アイスランドのホットドッグ
独特の茶色いマスタードソースと、不思議な白いマヨネーズ。カリカリのフライドオニオンと、シャキシャキの生玉ねぎが絶妙なバランスなんです。「ジャンクなんだけど、どこか繊細な」というようなアイスランドのホットドッグ、これを食べにまた訪れたくなるほど、忘れられない味です。
(Nao)
マルタ島の濃厚チョコレートケーキ
マルタ島で食べたフォンタネッラというカフェの濃厚なチョコレートケーキが忘れられません。「マルタ一おいしい!」と評判のケーキだけあって、とても印象に残るおいしさでした。カフェからの景色も格別でした!
(小坂井 真美)
メキシコのフィッシュタコス
日本でもメキシコ料理のお店があるとついつい足が向いてしまうほどクセになってしまう、あのスパイシーなチリの香り。特にダイビングでも有名なハバ・カリフォルニア・スル州のラパスで食べた、新鮮な魚のフィッシュタコスは忘れられません!
(Maki)
ヨルダン他中東のカナーフェ
アラブスイーツと言えばこれ。ペストリー生地の上にのせた、たっぷりのチーズとシロップ。アツアツでトロっとした食感がたまらない。
(HACHI)
エチオピアのインジェラ
発酵クレープのようなエチオピアの主食。その味は雑巾、吐瀉物と言われたい放題のインジェラ。しかし、酸味のある味が(極稀に)クセになる。
(HACHI)
モンゴルの馬乳酒
馬乳酒は、モンゴルの遊牧民たちがつくる馬乳を発酵させたお酒。とはいってもアルコールはごくわずかで、微発泡性の乳酸飲料のような味です。マッコリにちょっと似てるかも。家庭によって微妙に味わいが異なり、日本のお漬け物やお味噌汁と同じ“おふくろの味”です。馬にまたがり草原のゲルにお邪魔してごちそうになるのが、やっぱり一番おいしい。
(山口彩)
韓国・釜山のタコ鍋ナクチポックン
辛いのですが、魚介の旨味がしっかりとベースに感じられて、もう辛いのやら旨いのやら、夢中で食べすすめてしまう病み付きのおいしさです。釜山市内の「ケミチブ」というお店がおすすめ。
(藤原亮子)
釜山市 中区東光洞2街11-3
ロシアのペリメーニ
水餃子に近いので、ロシア旅行中にほっとできる食べ物。
(坂本正敬)
ウクライナ風ボルシチ
(C) Hideyuki Tatebayashi
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寒い冬に恋しくなるのは、ビーツなど野菜と牛肉がたっぷりと入ったボルシチ。にんにくが効いていて温まる、懐かしさを感じる味。多民族が集まったNYCの良いところは、各国のグルメが味わえること。ブルックリンにあるレストランで、本場ウクライナの味を食べることが出来ます。
(青山沙羅)
ベトナム中部のカオラウ
ベトナムの汁なしうどん。ルーツは日本の伊勢うどんで、醤油ベースのタレに、唐辛子や野菜が入る。後にも先にも旅歴の中で、唯一露店でおかわりした至極の一杯。いや、二杯。
(HACHI)
スーダンのフール
スーダンの国民食で、豆を煮込んだものに油をかけたもの。味は、薄めで質素。でもカロリー高め。他のものを食べたくても、そこら中フールだらけ。気づいたらハマっている。
(HACHI)
さあ、食べに出かけたくなるグルメは見つかりましたか?
その土地のおいしいものは、その風景、風土の中でいただくからこそのおいしさもありますよね。現地に行ったことがある人にしか経験できない味。これからも思い出の味を、心に積み重ねていきたいものです。