ばらまき土産にもピッタリ!フランスの国民的おやつ「カランバール」

Posted by: sweetsholic

掲載日: Feb 11th, 2016

子どもの頃に好きだったおやつ。大人になってからも時々食べたくなったりしませんか? マカロンや高級チョコレートなど洗練されたイメージの先行するフランスにも、子どもたちが大好きな「おやつ」がいろいろあります。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

大人のわたしたちが食べてもおいしい、フランスおやつ。今回ご紹介するのは、ばらまき土産にもぴったりの「CARAMBAR(カランバール)」というチューイングキャンディーです。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

さまざまな味が揃うカランバール

元祖フレーバーのココアキャラメル味「CARAMBAR Caramel L’original」を筆頭に、レモンやラズベリーなどのフルーツ味や、ナッツペーストを混ぜ込んだヌガー味、子どもが好きなコーラ味など、さまざまなフレーバーが揃います。イメージ的には、森永製菓の「ハイチュウ」といったところでしょうか。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

味はとてもいいのですが、歯にくっつきやすい「ココアキャラメル味」。食べる際には気をつけましょう。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

レモン・オレンジ・イチゴ・ラズベリーの4つの味が入った「フルーツ」は、ソフトで優しい味わい。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

食べやすい大人味のリッチな「ヌガー」。職場で配るフランス土産にいかがでしょう?

1950年代より国民的おやつとして広く親しまれているカランバール。誕生のきっかけは、なんと機械の操作ミス! もともとはキャラメル&ココア味のハードキャンディーの製造予定が、機械の設定ミスにより、チューイングキャンディーになってしまったのだそう。とはいえ、結果的には大成功! 

カランバールの寒い「ジョーク」

カランバールのもうひとつの楽しみは、キャンディーの包み紙に書かれているジョーク。主に背筋が寒くなるようなおやじギャグが多いものの、時には「なるほど!」と感心するものも。カランバールの「blagues(ジョーク)」にはフランス文化に関係するものも多数あるため、筆者のようなフランス語初心者の場合、読んでいると勉強になります。

寒いジョークも楽しい、フランスの国民的おやつ「カランバール」

ジョークの一例をご紹介!

Q:カンガルーが一番困っていることはどんなこと?
A:目の下のくま(目の下のポケット「poches(ポッシェ)」)

Q:イギリスで17時に飲まれている文字は?
A:ティー

Q:ペタンクをする人が一番困ることは?
A:ボールを失くすこと
※ボールを失くすという意味の「perdre la boule」は「頭がおかしくなる」という熟語でもあります。ペタンクは南フランスのスポーツ。

「子どものころジョークに滑ると、友達から『君、カランバールで働いているんだっけ?』と失笑を買うこともあった」とは、フランスの友人の話。子どもたちの生活に浸透していることが伺えるエピソードです。

カランバールはフランス国内のスーパーで購入可能です。一袋2〜3ユーロ程度(約260〜390円)、どのフレーバーを選ぶかにもよりますが、たいてい40本以上入っています。子どもはもちろん、大人も楽しめるカランバール。フランス旅行の際には、手にとってみてはいかがでしょう?

[L’USINENOUVELLE]
[All photos by sweetsholic]

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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