あなたが幸せになるためにするべきたった1つのこと

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 13th, 2016

早いもので2月も半ばになりました。新鮮な気持ちで新年をスタートしたものの、気がつけば毎日ストレスでイライラしていませんか? 

「気づくとなんだか落ち着かなくて、イライラしている・・・」という人。現状のモヤモヤを吹き飛ばす解決策が欲しいところです。

大学の調査で判明!幸せになるためにすべきたった1つのこと

そこで今回は米イエール大学の調査結果をもとに、ちょっとした心がけで幸せを感じられるようになる方法を紹介したいと思います。

研究で判明!幸せの近道は“人助け”

大学の調査で判明!幸せになるためにすべきたった1つのこと

突然ですが、最近、誰かに感謝された記憶はありますか? どんなに小さなことでもいいです。例えば財布を拾って警察に届けて落とし主が見つかったとか、転んだ人に手を差し伸べてお礼を言われたとか、電車の中で席を譲って感謝されたとか。

人に親切にしたり、優しくしたり、手を差し伸べたりすると、なんだかちょっと自分までうれしくなりますよね。実はそのうれしい気持ちが、幸せへの近道みたいです。

米イエール大学が18歳から44歳の被験者77人に14日間行った調査があります。友だちや知り合い、家族や見知らぬ人を手助けした人ほど、ネガティブな出来事にポジティブな反応をできていて、ストレスも少なく、幸せを感じられていると分かったそうです。

「人助けが自分の幸せにつながる」。誰かのためになりながら、自分のためにもなるのです。

どんな人助けをしよう?

大学の調査で判明!幸せになるためにすべきたった1つのこと

「でも、手助けと言われても何をすればいいの?」と悩んでしまう人。どうしましょうか。

難しく考えることはありません。街で、会社で、家庭で、誰か困っている人がいたら声をかける。荷物を持ってあげたり、お茶を淹れてあげたり、愚痴を聞いてあげたり。

いつも感謝しているけれどなかなか言葉にできない人に、手紙を書くのもいいでしょう。手紙が照れくさければ、おいしいものやお花を贈るのもいいですね。もちろん、メールや電話でもかまいません。

TABIZINEの愛読者なら、町中で見掛けた外国人観光客を助けてあげてみるのもいいかもしれません。例えば切符の買い方に迷っている外国人旅行者を見掛けたら、「大丈夫ですか?」と声を掛けてみる。日本語でも問題ありません。あなたが声を掛ければ、きっと「Asakusa」などと行きたい場所が聞こえてくるはず。「230円」など、筆談でも指さしでもなんでも構わないので教えてあげればいいのです。

異国の旅先で現地の人に “自分が” 助けてもらった瞬間を思い出してみてください。なんだか、本当にうれしいですよね? よく知らないのにその国の人々全員が好きになってしまいます。同じようにあなたが助けてあげれば、きっと大喜びしてくれるはず。

きっと、心を開いて周りを見渡す視点を持てた時点で、自分の中だけに向いて悶々としていた気持ちから、すでに抜け出しつつあるのだと思います。

大学の調査で判明!幸せになるためにすべきたった1つのこと

[All Photos by shutterstock.com]
[Ansell: Helping others dampens the effects of everyday stress – Yale School of Medicine]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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