地元民も太鼓判!話題の川越を効率的に楽しむコツ

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 13th, 2016

最近、埼玉県の川越市を扱ったテレビ番組をよく見掛けます。川越市によると、平成26年の観光客数はなんと650万人近く。20年前の平成6年と比べると、倍近くの数になっています。すごい人気ぶりですよね。

ただ、最近は混みすぎて、自由に動き回れないほど。効率のいい回り方をしないと、ちょっと疲れてしまうかも・・・。

地元民も太鼓判!話題の川越を効率的に楽しむコツ

そこで今回は川越で青春時代を過ごした筆者が、川越の効率の良い回り方をまとめます。地元在住者の意見も存分に取り入れましたので、ぜひともチェックしてみてくださいね。

最初は蔵造りの町並みから

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川越の町並みは細い路地も多く、蔵造りの町並みを左右に楽しめる目抜き通りの中央通りは、大混雑をしています。その意味では、西武新宿や高田馬場から西武新宿線に乗って、本川越まで来てしまった方がいいかもしれません。駅に降りた後は駅前の太い通り沿いを歩いて、川越の主要エリア、蔵造りの町並みゾーンに足を運んでください。

その足で時の鐘へ

ちょこっと立ち寄りたい!食べ歩きに最適な川越のお店3選
(C) Masayoshi Sakamoto

蔵造りの町並みに到着したら、まず訪れておきたい場所が時の鐘。川越の象徴で、札幌で言えば時計台のような存在ですね。

駅前から中央通りを北上し、蔵造りの町並みを歩いていると、右手の路地に高い木造の鐘つき堂があります。時の鐘の周辺には、食べ歩きに最適なお店が並んでいます。ちょっと買い食いをして、一息つくといいかもしれませんね。

次は菓子屋横丁へ

地元民も太鼓判!話題の川越を効率的に楽しむコツ
(C) Masayoshi Sakamoto

時の鐘を楽しんだら、再び蔵造りの町並みに戻り、北上します。最初に出てくる路地を左折し、養寿院というお寺の方向に向かって歩いてください。

途中にはおしゃれなコーヒーショップなどが並んでいます。その突き当りのT字路を右に曲がると、古いお菓子屋が軒を連ねる菓子屋横丁が見えてきます。

残念ながら一部は最近の火災で空き地になっていますが、石畳の路地に雰囲気のある駄菓子屋や和菓子屋、あめ屋などが並んでいます。

さらに大正浪漫夢通りへ

中央通りに戻ったら南下。仲町の交差点まで来ると、左手のちょっと行った先に、大正浪漫夢通りの入り口が見えます。

老舗のうなぎ屋や大正時代の雰囲気が味わえる喫茶店など名店が並んでいます。ちょっと歩き疲れてきたころでしょうから、一息ついたり、食事をしたりしてもいいかもしれませんね。

最後は喜多院エリア

リフレッシュして元気になったら、大正浪漫夢通りからちょっと足を延ばして、神社仏閣が立ち並ぶ喜多院のエリアに向かってみてください。

830年に創建された川越大師・喜多院、日本三大東照宮の1つ仙波東照宮、成田山川越別院、中院など、歴史を感じさせてくれる建造物が集まっています。緑も多いエリアですので、心身ともにリフレッシュしてください。

以上が川越を効率よく回るルートになります。1日たっぷり掛かると考えて、できれば午前中の早い時間に旅をスタートしてみてくださいね。

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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