冬場はただでさえ、ベッドから抜け出すのが億劫なのに、これから出勤するかと思うと、さらに気が沈んでしまう・・・。心当たりのある方は、もしかすると心が疲れているのかもしれません。
職場の人間関係、商談にプロジェクト、あるいは恋愛に子育てなど、ストレスを感じる場面は多々あります。ストレスを溜め込むと、深刻な心の病気に発展することも。今回は手軽にできる、心身を休ませるアイデアをご紹介します。
あなたの心は健康? それとも・・・?
まずはご自身がどれぐらい疲れているのか、心の疲労度チェックから始めてみましょう。米ペンシルベニア大学の精神科医考案の抗うつ診断をもとに株式会社KANSEIが作成した、というこちらの「心の疲労度チェック」テスト。気持ちや心身の状態に関する各4択、全21の質問から、現在の心のお疲れ度を教えてくれます。
自分自身の心の疲労度をチェックしてみたところ、全く疲れていないという結果に。うれしいような、能天気だと言われているような・・・。
手軽にできる、心身を休ませるアイデア
ストレスがマックス状態になると「何もかも忘れて、遠くに行きたい」と思うこともありますが、現実的にはちょっと無理な話。それに現実逃避するよりも「その日のストレスは、その日のうちに解消する」ほうが、根本的な解決になるものです。ここでは、心身をリラックスさせる方法を見ていきましょう。
【読書しながらフットバス】
心が疲れていると、さまざまなことが不安に感じて、ぐっすり眠れないことがあります。体が冷えていると眠りにつきにくく、心身ともにリラックスできないのだとか。このため、就寝前は体を温めてあげることが大切。好きな香りの入浴剤を入れてお風呂にゆっくり浸かるのはもちろん、冬場はフットバス(足湯)もいいですよ。
高機能のフットバスマシーンでなく、お湯を入れるだけの「足湯バケツ」でも十分。楽天市場などの通販サイトには、1000円以下で買えるものも多数揃います。雑誌や小説をめくりながらのフットバス、おすすめです!
【スパイス入りのホットミルク】
牛乳はイライラ解消・睡眠の手助けになることが知られています。牛乳を温めるときに、シナモンスティックやカルダモンといったスパイスを加えてみてはいかがでしょう? オランダではナイトキャップ代わりに、胃腸の働きを整えてくれるアニスシードとハチミツ入りの「Anijsmelk」というホットミルクが飲まれているそうですよ。
【寝る前のPCやスマホチェックは控えめに】
スマホやタブレット、パソコンなどを寝る直前まで見ている人は要注意。これらの強い光源は、睡眠ホルモン「メラトニン」の働きを邪魔してしまうのだとか。できるだけ就寝1〜2時間前頃までに済ませておくようにしたいものです。どうしても見たい場合には、スクリーンを35cm以上離すように意識すると、睡眠へのダメージが少ないそうです。
取り入れられそうなものはありましたか? 心の疲れが長引くと、日々のパフォーマンスにも影響します。自分なりのリラックス方法を身につけて、心身ともに健康的に過ごしたいですね。
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