まだ寒い日が続く中、湯気が上がる温かいスープは、ふんわりと幸せな気持ちにしてくれます。ニューヨーカーはスープが大好きで、通りのベンダーやスープ専門店では、気温が下がれば下がるほど、行列が長くなります。今回は、手軽なランチにもぴったりのスープ屋さんをご紹介しましょう。
クラムチャウダー Clam Chowder
◆グランドセントラル・オイスター・バー Grand Central Oyster Bar
マンハッタンの玄関口グランドセントラルターミナル構内にある、100年以上の歴史を持つ有名店「オイスター・バー」。東京の品川にも支店がありますが、旅情を誘う本店は独特の雰囲気があります。オススメは、具沢山のホワイトクリームタイプの ”New England Clam Chowder”。レストランに入らなくても、持ち帰り用の窓口があるので、ササッとランチにも使えますよ。6.95ドル。
◆トニーズ・ピア Tony’s Pier Restaurant
マンハッタンのミッドタウンから足を延ばして、約1時間。海風に吹かれて食べる具沢山のクラムチャウダーは、マンハッタンイチの美味しさ。カップで4ドル。
(C) Hideyuki Tatebayashi
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ロブスター・ビスク Lobster Bisque
◆ロブスター・プレイス The Lobster Place
チェルシーマーケット内にある、ロブスター専門店。スープポットから熱々を自分でよそう楽しさ。蓋が閉まらないくらいギリギリに入れる美味しさ。美味しく手軽に食べられる、ニューヨーカーのお気に入り。カップ(小)で5ドル程度。
(C) facebook/The Lobster Place
◆フィッシュ Fish
お手頃なシーフードが頂けるレストランで、マストオーダーのロブスター・ビスク。ロブスターの身がゴロゴロ入った、濃厚な味。カップ(小)8ドル、ボウル(大)10ドル。写真は10ドルのボウル。
(C) Hideyuki Tatebayashi
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ボルシチ BORSCHT
ブルックリンのロシア街でいただく、絶品のウクライナ風ボルシチ。郷愁を誘う、懐かしい味。5.5ドル。
(C) Hideyuki Tatebayashi
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ジャンバラヤ Jambalaya
◆オリジナル・スープマン Original Soupman
かつては冬季しか営業していなかった、購入ルールに厳しい頑固親父のスープ店。アメリカの人気TVドラマで有名になり、チェーン店展開。
(C) Hideyuki Tatebayashi
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トマトソースベースのスパイシーなスープは、ご飯が入ったリゾット風。シーフードやソーセージの旨味が出ています。小さなチョコレート、パンひとかけら、フルーツ(かなり小さなリンゴかオレンジ)付で約10ドル。
(C) Hideyuki Tatebayashi
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5ドルでスープランチはいかが
◆スープ・スポット Soup Spot
マンハッタン、マジソンスクエアガーデンすぐ近くの小さなスープ専門店。スープは日替わりで15-18種類。フェイスブックで、本日のメニューを確認できます。
スープ(小)とりんご、パン1片で5.45ドル。名物のLobster, Shrimp and Salmon Bisqueでオーダー。スープはかなり塩が強め。意外なポイントはパンが美味。マンハッタンではありえない、お得なランチになります。ベジタリアン用のスープもあり。
ニューヨーカーの大好きなスープ、あなたも食べたくなったのではないでしょうか? 身も心も温まる、寒い日のご馳走です。