疲れが溜まった日、ちょっぴり贅沢したいとき“日帰りで温泉に行けたらいいのにな”と思うことがあります。じつは東京は温泉密度が全国一! ある意味、日本で一番の温泉地とも言えるんです。ということで、日帰り&仕事帰りにも行けちゃう東京の源泉かけ流し温泉をご紹介します。
露天風呂から草蒸風呂までたくさんのお風呂が楽しめる『稲城天然温泉 季乃彩』
(C) 稲城天然温泉 季乃彩
JR南武線「南多摩」駅から徒歩約5分のロケーションにある『稲城天然温泉 季乃彩(ときのいろどり)』。岩に囲まれた露天の源泉かけ流し風呂を楽しむことができます。また、寝転んで入浴できる「ねころび湯」も源泉かけ流しで、ゴロリと寝転がって、一日の疲れを癒すことができます。
(C) 稲城天然温泉 季乃彩
そのほかにも、3つの石窯が並び、1つの石窯に贅沢にひとりで浸かれる石窯風呂、檜の香りが漂う檜風呂、内風呂にも、炭酸泉、寝湯、爽楽の湯、冷水風呂があり、いくつものお風呂に浸かれるのも魅力。
さらに、こちらには、薬草の成分を抽出させた蒸気のサウナをはじめ、黄土の間、溶岩の間、麦飯の間、涼みの間という四季の名前がつけられた3つの岩盤浴とクールダウンの部屋がひとつあり、代謝促進や美肌効果も期待できますよ。
都内では珍しい、うぐいす色の源泉に浸かれる『前野原温泉「さやの湯処」』
(C) 前野原温泉「さやの湯処」
(C) 前野原温泉「さやの湯処」
こちらは、以前にも一度ご紹介した都営三田線「志村坂上」駅から徒歩8分の距離にある『前野原温泉「さやの湯処」』。ものづくりに情熱を傾けた事業家の住まいを再生させ「さやの湯処」にしたそうです。そのせいか、お庭もまるで自宅に帰ってきたようなホッとする雰囲気。
(C) 前野原温泉「さやの湯処」
こちらの源泉のお湯は、都内ではめずらしい、うぐいす色をしています。泉質は弱アルカリ性で保湿性に優れ、ポカポカするのが特徴です。湯冷めしにくいので、冷え性の人にもおすすめ。そのほかにも露天風呂が3つ、内風呂が8つ、週替わりで和漢薬草とヨモギを使ったサウナまであり、心も体もポッカポカに温まりそうですね。
地下1200メートルから湧き出す炭酸水素塩温泉をかけ流しで楽しめる『THE SPA 成城』
(C) THE SPA 成城
こちらは小田急線「千歳船橋」駅から徒歩15分の『THE SPA 成城』。東京の天然温泉の特徴であるミネラルを豊富に含んだ黒湯をかけ流しで楽しむことができます。こちらに来たら、ぜひ浸かりたいのがつぼ湯。循環装置のない天然のかけ流し温泉です。なめらかな弱アルカリ性で、肌が保湿され、ツヤツヤしてくるのを感じますよ。
(C) THE SPA 成城
ほかにも、露天風呂や内風呂、足湯、高いマッサージ効果のあるバイブラバス、水風呂があり、究極のリラックスタイムを過ごせます。
(C) THE SPA 成城
また、老化防止や解毒作用があると言われている黄土が壁面に用いられた黄土サウナ、美肌効果があるとされる塩サウナもあり、1日で美に磨きをかけることができるかも!?
大きな窓越しに季節の移ろいを眺めながら入浴できる『秋川渓谷 瀬音の湯』
こちらはあきる野市にある『秋川渓谷 瀬音の湯(せおとのゆ)』。JR「武蔵五日市」駅からバスで約17分の場所にある宿泊コテージもある本格的な温泉です。地下1,500mから湧き出した温泉は、アルカリ度が非常に高く、美肌効果も抜群! 湯上りはしっとり&サラサラのお肌に。
内風呂だけではなく、露天風呂からの景色もこの通り素晴らしく、四季折々の魅力を味わえます。
どうせならのんびり温泉に浸かりたい、と思ったときは、1泊1人8000円~から宿泊できるコテージに予約を入れて、宿泊するのもいいでしょう。温泉棟内にある「和食だいにんぐ川霧」での朝食もついていて、プチ温泉旅行気分を味わえるはず。
露天風呂からは富士山が望める!多摩川のほとりにある『国立温泉 湯楽の里』
(C) 国立温泉 湯楽の里
露天風呂から本物の富士山を望めることができる『国立温泉 湯楽の里(ゆらのさと)』。JR南武線「矢川駅」、多摩モノレール「万願寺駅」各駅より徒歩約15の場所にあり、気軽に行くことができます。こちらに訪れたたら、ぜひ浸かりたいのが、源泉かけ流しの天然温泉展望風呂。富士山を眺めながら、ゆっくりと温泉に浸る贅沢を味わえます。
また、こちらの内湯は高濃度炭酸泉で全身の血管を拡張し、血液の循環をよくする効果があるそうです。肌にもやさしい弱酸性なので、毛穴の引き締め効果も期待できますよ。
(C) 国立温泉 湯楽の里
温泉をたっぷり楽しんだあとは、お食事処「季膳房」で富士山×多摩川を眺めながら、旬の食材を味わえるのも素敵!
計画的に遠くの温泉地に行くのもいいのですが、ふらりと気軽に近場の源泉かけ流し温泉で、とことんのんびりと過ごすのもいいものですね。