いよいよ北海道新幹線が開通しましたね。東京から北海道へ日帰り旅行も、もはや不可能ではありません。これまでとは違って手軽に行けるようになった北海道に、さっそくお出掛けしてみませんか?
今回ご紹介するのは、北海道新幹線で、北上する桜前線を追いかける旅。なんと北海道では、5月中旬まで桜が見られるんですよ!
本州の桜は散っても北海道はこれから!
暖かい南の地域から、徐々に北上していく桜開花前線。九州では3月末、本州では4月上旬に桜の見ごろを迎えます。咲くのが早ければ散るのも早い・・・ということで、すでに今年の桜が終わってしまった地域もあるのではないでしょうか。
しかし、さむーい北海道では、桜の開花は4月下旬の頃にあたります。そう、ちょうどGWに、満開の桜を見ることができるのです。折しも北海道新幹線が開通したばかりで、これを利用しない手はありません。都内から4時間あまりで北海道に到着することができるので、週末にぶらりと出かけるのもありですね。
北斗桜回廊
こちらは、北海道新幹線「新函館北斗駅」周辺にある、「松前藩戸切地陣屋跡の桜トンネル」。
北斗市には、道道96号沿いに「法亀寺のしだれ桜」→「松前藩戸切地陣屋跡の桜トンネル」→「大野川沿い桜並木」→「清川千本桜」と桜の名所が並び、「北斗桜回廊」と呼ばれる周遊コースになっています。4月末から夜間のライトアップも行われ、昼・夜と楽しむことができますよ。
樹齢300年の、法亀寺のしだれ桜 (C)共同通信PRワイヤー/北斗市
お花見にはお弁当が必需品ですよね。新函館北斗駅にある「BENTO CAFE 41°GARDEN」には、鮭やイクラ、ホタテ、うに、カニなど、北海道の幸をぎゅっと詰め込んだお弁当がたくさんあります。どれも美味しそうで目移りしてしまいそう。あれもこれも食べたい人は、好きなお惣菜を選んで、組み合わせることができる「カフェ弁」なんていかがでしょう。
五稜郭公園の桜
新函館北斗駅から行ける、桜の名所をもう一つご紹介しましょう。
五稜郭公園は、星の形をした史跡で、北海道きっての桜の名所です。1600本ものソメイヨシノが咲き乱れ、お堀に桜の花びらが浮かぶ情景を楽しんだり、五稜郭タワーから桜色に染まった風景を眺めることもできます。
五稜郭公園までは、新函館北斗駅からシャトルバスも運行しており、アクセスも便利です。近くには湯の川温泉が湧き、津軽海峡を一望できる温泉宿、「北海道 函館 湯の川 平成館 海羊亭」もありますよ。
5月中旬まで桜が咲く北海道で、ながーくお花見を楽しみましょう!
[Photos by shutterstock.com]