(C) 垂水市
缶詰といえば、何を想像しますか? サバの缶詰でしょうか? 乾パンでしょうか? しかし、最近の缶詰は想像の斜め上をいくものがいっぱい。そこで“こんな缶詰あったの?”と驚愕してしまうお土産にピッタリな缶詰や“ちょっと欲しいかも!”と好奇心をそそられるユニークな缶詰まで、7つご紹介します。
とろりとしたソースが激ウマ! やわらかい食感の「たこ焼き缶詰」
たこ焼きの缶詰ってどんな味がするのでしょうね? とっても興味をそそられる缶詰です。世界初のたこ焼きの缶詰だそうで、トッピングとして、別袋で青のりと鰹節までついています。焼きたてのたこ焼きとは少し違い、とろ~りとしたソースをたっぷりつけていただくと美味しいそう。晩酌のお供にも最適な缶詰だと言えますね。
[たこ焼き缶詰]
降灰量の多い桜島ならではの苦悩が詰まった缶詰「灰缶詰~ハイ!どうぞ!」
(C) 垂水市
垂水市が企画、デザインしたこの缶詰の中身は、なんと垂水市の市役所屋上に積もった灰! 原材料名は「桜島の降灰、垂水市民の苦悩」、内容量は「ありがたくない、空からの恵み100cc」とのことで、欲しいような、いらないような不思議な缶詰です。
(C) 道の駅たるみず
しかし、この缶詰は簡単には手に入りません。桜島にある「道の駅たるみず」などでしか売っていないのです。桜島に旅行した際に、ユニークなお土産として買ってみるのもいいかもしれませんね。1缶100円と大変お得ですよ。
乾パンではなく本物のパンがギュっと詰まった「トクスイのパンの缶詰」
(C) トクスイ
缶詰のパンでありながらも、焼きたてのふわっとした食感が楽しめるパンの缶詰めがあるのをご存じでしょうか?現在は、生地にドライフルーツが入った「パネトーネタイプ」とイギリス発祥のマフィンをもとに焼き菓子風にアレンジした「マフィンタイプ」の2種類を購入することができます。缶詰ということで、長期保存(賞味期限3年)もでき、災害時、キャンプ、スポーツなどでも大活躍してくれそうですよ。
意外と美味! 信州の味として長く親しまれている蜂の子の「蜂の子花九曜煮」
(C) 原田商店
こちらは天然のクロスズメバチを山野の地中から採取し、一匹ずつ選別してつくられている蜂の子の缶詰です。蜂の子といえば、見た目は多少グロテスクではありますが、味は思いのほか、甘く美味しくてビックリしますよ。信州では栄養価が高く、滋養や健康の源として、長く愛され続けている食材でもあるのです。一口食べてみると、想像以上の美味しさにお箸が止まらなくなるかも?
[蜂の子花九曜煮]
干したたくあんがギュギュっと詰め込まれた「たくあん缶詰め」
(C) 道本食品株式会社
こちらも珍しいたくあんの缶詰。味は「梅酢味」「こんぶ味」「とうがらし味」の3種類があり、外国人へのお土産としても人気なのだとか。缶詰になっているため、においや液が漏れてくる心配もありません。海外旅行に行く際も、ぜひ持っていきたい缶詰だと言えますね。日本食が恋しくなったら、この缶詰を開けて、海外のホテルで乾杯! なんてのも、乙なものです。
[たくあん缶詰め]
どんなマスクが出るかは缶を開けてからのお楽しみ!思わず被りたくなる「覆面の缶詰」
(C) 覆面屋工房
こちらはどんなマスクが出てくるのかわからないユニークな「覆面の缶詰」。わざわざ缶詰にする必要があるのか?と思ってしまいますが、中身がわからず購入するワクワク感を味わえるのが魅力。
(C) 覆面屋工房
中にはこんなにキュートなマスクも! 変身願望を叶えてくれるだけではなく、パーティーグッズとしても使えそうですね。
[覆面の缶詰]
登山をしなくても、新鮮な山の空気が味わえる!?「富士山の空気の缶詰」
(C) 富士登山観光株式会社
富士山は1年のうち夏しか登山できない山ですが、そんな富士山の空気を一年中吸える方法があるのなら、試してみたいと思いませんか? じつは富士山の空気がたっぷりこもった「富士山の空気の缶詰」なるものがあるのです。
これを購入すれば、1年中、好きなときに富士山の新鮮な空気を味わうことができます。水を買うことが当たり前の時代ですが、そう遠くない未来には、空気を買うのも当たり前になるのかも!?
富士山の画像を眺めながら、缶詰につめられた新鮮な山の空気を味わうのもまた一興。
[Photo by Shutterstock.com]