春から初夏にかけて旬を迎えるグリーンアスパラガス。新緑の香りとシャキシャキ感は、この時期ならではのおいしさ。サラダやパスタに、スープやムースにと、さまざまな楽しみ方ができるお野菜です。
今回はフレンチの基本ドレッシング「ビネグレット」と半熟状の卵を絡めながらいただく、グリーンアスパラガスの前菜をご紹介します。週末のブランチにも最適ですよ。
グリーンアスパラガス 16〜20本
エシャロットのみじん切り 大さじ3
レモン 1/2コ
ハチミツ 小さじ2〜3
マッシュルーム 10コ
ニンニク 1/2かけ
温泉卵 2コ
オリーブオイル 大さじ2 +大さじ3
塩・コショウ 適宜
【作り方】
1. まずはビネグレットを作ります。小さめのボウルにみじん切りにしたエシャロット、レモンの絞り汁、ハチミツ、オリーブオイル大さじ3、塩・コショウを加えてスプーンでよく混ぜ合わせる。
2. フライパンにオリーブオイル大さじ2とみじん切りにしたニンニクを入れ、香りが出たらスライスしたマッシュルームを加えて中火でさっと炒める。
3. アスパラガスは茎の固いところを3〜5cmほど切り落とし、皮の固い下の部分をピーラーでむく。
4. 沸騰した水に塩ひとつまみを入れ、アスパラガスを2〜3分茹でたらザルにあけ、お皿に盛り付ける。
5. アスパラガスの上にマッシュルームを盛り付け、温泉卵またはポーチドエッグをのせ、ビネグレットを回しかければ出来上がり。パンを添えて、温かいうちに召し上がれ!
※ヴィネグレットは通常はバルサミコ酢などのビネガーで作りますが、今回はアスパラと相性のよいレモンの絞り汁を使用しています。エシャロットの代わりに新玉ねぎのみじん切りでも代用可能です。
実は3色のバリエがあった! アスパラガス小ネタ
おなじみのグリーンアスパラガスのほか、ほんのり甘くてエレガントなホワイトアスパラガス、フルーティーな風味で生でも食べられるパープルアスパラガスの3種類があります。緑と白のアスパラガスは同じ種類ですが、白いものは日光に当てずに育てたもの。緑のものよりも栽培に手間がかかることから、お値段は少々高めです。
ホワイトアスパラガスはフランスやイタリアを代表する春の味覚で、今の時期になるとホワイトアスパラガスを使った料理を提供するレストランが目立ちます。パープルアスパラガスは両者とは別の種類で、流通量も少ないようです。
フォークとナイフでいただく、フレンチスタイルのアスパラガスの前菜。簡単に作れて見栄えもする、春から初夏にかけての食卓にぴったりのレシピです。
[レシピ制作:sweetsholic]
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