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【実食ルポ】お土産にもぴったり。パリの名所で作られる蜂蜜は複雑な味わい!

Posted by: 北川菜々子
掲載日: May 31st, 2016.
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蜂蜜といえば、緑溢れる田舎で作られるというイメージがありますよね。ちょっと想像しにくいのですが、オペラ座、オルセー美術館、リュクサンブールなどのパリの名所でも蜂蜜が作られているのです。

ただパリで作っているという物珍しさを売りにする蜂蜜じゃないのなんて思う人もいるかもしれませんが、養蜂家やレストランのシェフも注目するほど、パリで作られる蜂蜜は特別なのです。パリの蜂蜜の秘密を探ってみましょう。


パリの蜂蜜の養蜂の歴史

パリの名所で作られる蜂蜜とは?
(C) Nanako Kitagawa

パリの名所で作られる蜂蜜とは?
リュクサンブール公園の養蜂園 (C) Nanako Kitagawa

パリで蜂蜜が作られるようになったのは最近のことのように思いますが、意外にもパリの養蜂には歴史があるのです。1856年にリュクサンブール公園で蜂蜜作りがおこなわれるようになりました。養蜂場の裏には多様な味の蜂蜜を作るのに、さまざまな花が植えられています。このリュクサンブール公園では、養蜂の市民講座も受けることができるそうです。

パリの蜂蜜で有名といえばオペラ座の蜂蜜。1981年にオペラ座の屋上に巣礎を置いてみたところ、ミツバチが集まるようになり、蜂蜜作りがおこなわれるようになったのだとか。マドレーヌのフォションで販売されるようになり、世界で一番高い蜂蜜のひとつとして有名になりました。

その後、グランパレやノートルダム寺院でも蜂蜜作りが行なわれるようになり、現在パリの名所では養蜂がちょっとしたブームになっているのです。

北川菜々子

Nanako Kitagawa ライター
2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。


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