【世界美食紀行】日本人の味覚と相性抜群。この夏食べたいポルトガル料理

Posted by: 須沢 悠

掲載日: Jun 8th, 2016

日本のカステラがポルトガルから伝わったと聞いたことがある人も多いはず。実は他にも天ぷらや南蛮漬けなどもポルトガルの料理に起源を持つものは数多くあります。
そのくらい大昔からの付き合いの深いポルトガルですが、日本でポルトガル料理を食べたことがある人はあまり多くはないのではないでしょうか?

【世界美食紀行】日本人の味覚と相性抜群。この夏食べたいポルトガル料理

実はポルトガル、かつて海上帝国と言われただけあって日本と同じくらい魚料理も多く、日本人の口に馴染みやすい料理が沢山あるのです。

そんなポルトガル料理をいくつか紹介していきましょう。

都内でポルトガル料理店を三店舗展開する「Manuel(マヌエル)」。渋谷と四ツ谷、丸の内に店舗があり、それぞれすこしずつコンセプトが違っているのもユニークなところです。
渋谷店では「伝統的な家庭料理」がテーマ。渋谷の松濤・東急文化村の裏手にひっそりと佇みこじんまりとした落ち着いた雰囲気の中、暖かい伝統的な家庭料理が味わえます。

中でもおすすめは豚肉とあさりのアレンテージョ風。ポルトガル南部のアレンテージョ地方の伝統料理で話題のマッサペースト(赤パプリカペースト)をベースに白ワインや香辛料でマリネした豚肉をアサリとジャガイモをくわえてソテーしたもの。最後にレモンを絞ってあっさりと。
見た目とは違いくどくなくきっと日本人の口にも合うこと間違いなしの一品です。

【世界美食紀行】日本人の味覚と相性抜群。この夏食べたいポルトガル料理

JR四ツ谷駅からほど近い四ツ谷店は「ポルトガル民謡ファドの家」というコンセプト。文字通りポルトガルの民謡ファドのライブを開催しています。店内にはポルトガルに行ったことがある人はきっと見たであろう、大きなタイル画「アズレージョ」が広がっているのも異国情緒を醸し出している要素のひとつでしょう。

おすすめは昔ポルトガル漁師さんの好物だったとされる「カタプラーナ」。まるで日本の鍋料理さながらの魚介類をどっさりと入れた鍋は私たち日本人にも違和感がありません。

【世界美食紀行】日本人の味覚と相性抜群。この夏食べたいポルトガル料理

丸の内店のコンセプトは「ポルトガルの肉酒場」。
新鮮な肉や魚介、野菜を串焼きにしたポルトガル・マデイラ島伝統料理、エスペターダや豊富なおつまみの数々。小皿料理として楽しめるので、まさにお酒が好きな人にとってはうってつけ。
ポートワインやマデイラワインをはじめとして多くのポルトガルワインと一緒に料理を楽しめる空間です。

【世界美食紀行】日本人の味覚と相性抜群。この夏食べたいポルトガル料理

いくつかポルトガル料理を紹介しましたが、きっと興味を持った方も多いのでは?
普段なかなか食べることのないポルトガル料理。「初めてなのに懐かしい。」一度食べてみればあなたの海外グルメの枠が一気に広がるかもしれません。

Manuel(マヌエル)
http://manuel.jp
PROFILE

須沢 悠

suzawa

世界一周をはじめこれまでの訪問国は50ヶ国以上。現在はトラベルコンサルタントとして南米からアフリカ、ヨーロッパ、アジアと様々な地域への旅行手配をしながらTABIZINE運営に関わる。世界中でスポーツを現地観戦することが好き。

世界一周をはじめこれまでの訪問国は50ヶ国以上。現在はトラベルコンサルタントとして南米からアフリカ、ヨーロッパ、アジアと様々な地域への旅行手配をしながらTABIZINE運営に関わる。世界中でスポーツを現地観戦することが好き。

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