国民的B級グルメ「焼きそば」。家庭でも簡単においしく作れるだけに外食することが少ないメニューですが、東京・神保町に「決して家庭では作れない」ほどおいしすぎる焼きそば専門店があります。
飲食店や古本屋が並ぶ白山通りにある「みかさ」。お昼時は30分〜1時間半も並ぶことがあるほど、神保町エリア屈指の超人気店!
入り口にある食券機。メニューはシンプルに焼きそばのみ! 味は「ソース」と「塩」の2種類。並と大の値段が変わらないのがうれしいところ。イカ・エビ入りは150円高くなります。
店内はカウンター席のみ。食べたらさっと帰るという雰囲気なので女性一人でも気軽に入れますよ!
カウンター上には無料トッピングが置かれています。紅しょうが、いか天カス、からしマヨネーズ。そのままでも十分においしい焼きそばですが、サクサクの食感のイカ天かすを加えると、よりいっそう香ばしさを堪能できますよ。
着席後7分ほど待って登場した、ソース並(700円)。香ばしいソースの香りがたまりません! キャベツやもやしと炒められた麺の上に、白髪ネギ、豚バラ、半熟の目玉焼きがトッピング。さらに青のりと魚粉がふりかかっています。ソースは特別に調合したもので、敢えて焦がすことで香りを引き立てているのだそう。
「みかさ」の焼きそばの最大の特徴は「こだわりの自家製麺」。北海道産の小麦粉100%で作られた平打ち麺は、もっちりした噛み応えある食感が秀逸! 麺のコシが強いので、野菜や肉、玉子、ソースと絶妙に絡み合っています。B級グルメを代表する焼きそばですが、もはやB級を卓越したクオリティの高いおいしさでした。
営業時間は午前11時から。麺が無くなり次第終了(日曜祝日を除く)。筆者が再訪した平日午後4時にはすでに営業終了という残念なことも・・・。
コシの強い自家製麺と香ばしいソースが織りなす「みかさ」の焼きそば。神保町を訪れることがあれば、「焼きそば」の常識や概念を覆されそうなおいしさを味わってみてはいかがでしょうか?
[みかさ]
[All photos by Nao]