思いついた時にすぐ旅立てるのが、ひとり旅の醍醐味。秋風を感じたら、やっぱり温泉が魅力的ですね。ホテルはひとりでも問題ないけれど、旅館は敷居が高くてと思っているあなたに、ひとりでもウェルカムの嬉しい温泉宿がありますよ。
おひとりさまウェルカムの温泉宿
温泉宿では珍しいおひとりさまウェルカムの「群馬四万温泉 柏屋旅館」。
全室15室の小規模旅館ですが、トリップアドバイザーでも評価が高く、トラベラーズチョイスに選ばれています。
シングル仕様のデッキテラス付きのお部屋があり、一人旅プランで気兼ねなく滞在を楽しめます。高速バスなら乗り換えなし、東京駅から3時間半。往復で5,100円(2016年9月25日現在)という手軽な交通費も嬉しいですね。
「四万ブルー」と呼ばれる美しい水の色
四万温泉(しまおんせん)は、「四万ブルー」と呼ばれる四万川の水の色自慢。旅館の近くには、四万ブルーに流れ落ちる「桃太郎の滝」や奥四万湖があります。新緑、紅葉、雪の時期のいずれでも四万ブルーが似合います。ぜひ見たいものですね。
独り占めできる3つの貸切露天風呂
貸切露天風呂 櫻乃湯(秋) (C) facebook/四万温泉柏屋旅館
予約不要で、何度でも入ることの出来る貸切露天風呂。独り占め出来るので、誰にも気兼ねはいりません。のんびり手足を伸ばして、ゆっくり寛げます。これからは紅葉の露天風呂の季節。
貸切露天風呂 櫻乃湯(冬) (C) facebook/四万温泉柏屋旅館
深々と降る雪を眺めながらの雪見風呂も、乙なもの。季節を変えて訪れたくなりますね。
貸切露天風呂 楓乃湯 (C) facebook/四万温泉柏屋旅館
岩組みの露天風呂。楓が春には緑、秋には赤く色を変えて楽しませてくれます。
貸切露天風呂 月乃湯 (C) facebook/四万温泉柏屋旅館
丸い形の高野槙のお風呂。夜には月影が湯船に浮かんで見えるかもしれません。
星空を眺めながら
街灯が邪魔しないこの地では、降るような美しい星が眺められるそうです。
女性用大浴場(内風呂)山百合乃湯
(C) facebook/四万温泉柏屋旅館
露天風呂も良いけど、内風呂もチェックしておきたい(笑)。
夕食は部屋で気兼ねなくのんびり
釜飯
むかごと秋鮭腹子飯 松茸のお吸い物(秋のメニュー) (C) facebook/四万温泉柏屋旅
ひとり旅でも、お部屋で食べられるのが嬉しいですね。周りに気を使わず、自分のペースでいただけます。
柏屋カフェ
同経営の柏屋カフェ。温泉マークのカプチーノが気になります。チェックアウト後に立ち寄りたいですね。
ついつい長居してしまう居心地の良さが魅力。
[柏屋カフェ]
四万名物焼きまんじゅうも食べたい
柏屋カフェの向かいにある焼きまんじゅうの「島村」。甘いタレが絶妙。中にはあんこは入っていません。炭火焼のこんがりした焦げ目がまたいいんです。1串200円(2016年9月25日現在)。
[島村]
(柏屋カフェの向かい)
●予約不要の貸切露天風呂3つ
●お部屋食で、気兼ねなく自分のペース
●館内フリーwifi
●12時チェックアウトで朝もう1回お風呂に入れる
●高速バスで東京駅から乗り換えなし。楽チン往復5,100円
ひとり旅に優しい温泉宿。肌寒くなる秋に、身も心も温まる旅になりそうです。