日本人の素朴な疑問「なぜ欧米人は毎日“愛している”って言うの?」

Posted by: イヴォンヌ麗

掲載日: Oct 21st, 2016

「I love you =お疲れさま」!?  その感覚の違いとは

外国人ゲストの意見を交えながら、日本文化を紹介するNHKの「Cool Japan 発掘! かっこいいニッポン」という番組をご存知でしょうか? 番組内では毎回テーマを決めて、ゲストの出身国の文化や価値観と日本のそれを比較。海外と日本の違いを知ることができる、とても面白い番組です。

先日のテーマが「外国人への大ギモン!なぜ外国人は○○するのか?」というもので、そのなかのひとつに「なぜ毎日愛しているって言うの?」という日本人目線での疑問の声が上がりました。

確かに海外の映画やドラマでは欧米人カップルが「I love you」と言っているシーンをよく見かける気がするけれど・・・。実際どうなのでしょう?

I love youまでの距離は長いけれど・・・

「I love you =お疲れさま」!? その感覚の違いとは

ダーリンはアメリカ人!国際恋愛をしてわかった7つのこと」でも紹介したように、交際が始まり、ステディな関係になるまではなかなか「I love you」とは言わない欧米人。「愛しているよ」という言葉に重きを置いている様子が伺えます。ところが! ひとたび「I love you」の関係に突入すると、それはもう、台風並みにアイ・ラブ・ユーの嵐が吹き荒れるのです。

日本人男女がちょっぴり悩む「I love you」の嵐!

「I love you =お疲れさま」!? その感覚の違いとは

筆者の周囲には国際結婚をしているカップルが多いのですが、パートナーが外国人という日本人男女に話を聞いてみると「毎日『愛してるよ』と口に出して伝えないと、妻に浮気を疑われる。彼女のことはもちろん愛しているけれど、日本人の僕には正直めんどうです」(日豪カップル)、「『愛してる』の頻度が多くて困る。こちらも『愛してる』と言い返さないと、相手が機嫌を損ねる」(日英カップル)など、面倒くさいことだったりもするのです。付き合い始めの頃や新婚時代なら「I love you」の嵐でも、分かる気がするのですが・・・。

「I love you=お疲れさま!?」その感覚とは

「I love you =お疲れさま」!? その感覚の違いとは

さて、冒頭でご紹介したNHKの番組「Cool Japan 発掘! かっこいいニッポン」。ニュージーランド出身のゲストが「I love you? お疲れさまと同じ感覚で使うよ」と言っていたのを観て、腑に落ちました。私たち日本人の日常生活に必要不可欠な「お疲れさま」と、英語圏の人たちの日常生活に欠かせない「I love you」。使うシーンは異なるけれど、いずれも生活に密着している言葉だということは変わりません。

「お疲れさま」は英語にはない表現なので、「なんで日本人は毎日、お疲れさまって言うの?」と感じる人も多いものです。そう考えると、納得がいきませんか?

今回は欧米人目線の「I love you」をお伝えしましたが、中華圏も日本国内同様に「愛している」と頻繁に伝えることは少ない模様。実際に、中華圏出身の友人のなかには「旦那が愛してると言ってくれない。欧米人の元彼はロマンチックだったのに!」など、悩んでいる女性もちらほら。

「言葉で伝えなくても、心が通じ合っていればそれでいい」と、日本人の私たちは考えてしまいがちです。でも男性のみなさん、女性はやっぱり「愛してるよ」と言われるとうれしいものです。「いつもありがとう」の気持ちを込めて、ときにはパートナーに「愛してるよ」と伝えてみませんか?

[NHK]
[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

イヴォンヌ麗

Rei Yvonne ライター

子どもの頃からインターナショナルな環境で育ったこともあり、これまでにご縁のあった殿方の出身国は、イタリア、イスラエル、アラブ首長国連邦、中国、フィリピン、ドイツ、アメリカ、北インド、マレーシア、フランス、イギリスなどバラエティー豊富。ユニークな視点でみなさんの国際恋愛のお力添えができればと思っています。

子どもの頃からインターナショナルな環境で育ったこともあり、これまでにご縁のあった殿方の出身国は、イタリア、イスラエル、アラブ首長国連邦、中国、フィリピン、ドイツ、アメリカ、北インド、マレーシア、フランス、イギリスなどバラエティー豊富。ユニークな視点でみなさんの国際恋愛のお力添えができればと思っています。

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