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【10年後も思い出に残る店】石巻で見つけた復興に灯火をともす人気日本料理屋

Posted by: 目黒沙弥
掲載日: Dec 30th, 2016.
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宮城県石巻にひっそりと佇む一軒の日本料理店「四季彩食 いまむら」。なんと開店4年目にして今や予約も取るのが難しいほどの繁盛店へと成長したこの料亭ですが、特筆すべき魅力は料理だけにはとどまりません。お客さんはもちろん、地元の人たちからも愛されるその理由には、様々なドラマが隠されていました。そんな来る人すべてを惹きつけてやまない、「いまむら」の魅力に迫ってみたいと思います。


きっかけは「3.11」

【10年後も思い出に残る店】石巻で復興に灯火をともす日本料理店

(C) Saya Meguro

2011年の東日本大震災でボランティアとして石巻入りした、店主の今村正樹さん。それまで那須や東京・銀座の料亭で修行を積んでいた今村さんですが、ボランティアでは震災の被害を受けた店舗を再生するチームに配属され、精力的に活動をしていました。長期に渡り石巻の人々と交流を深めていくうちに、親しい知り合いが多くできたという今村さん。

「いずれ自分の店を」を独立を考えていた今村さんではありましたが、石巻で活動していくうちに人の温かさと食材の良さに気付き、やがて「石巻でお店を開きたい」と思うようになったのです。開店を決意してからというもの、人柄の良さで培ってきた人望の厚さから、地元の人を含む仲間たちは総出で応援。これが繁盛店「いまむら」のスタートでした。

すべてが手作り

【10年後も思い出に残る店】石巻で復興に灯火をともす日本料理店

(C) 四季彩食 いまむら

格式が高いはずの日本料理屋でありながら、実際「いまむら」に一歩足を踏み入れるとまず感じるのは、どこか懐かしささえ感じてしまうような居心地の良さ。木のぬくもり、お客さんの笑い声、柔らかい照明がその雰囲気を作り出しているのかもしれませんが、なによりも大きな理由は「手作り」というところにあるのかもしれません。

そう、実はこのお店は店主やその仲間たちがすべて自らの手によって作り上げた、まさに熱い思いの結晶そのものなんです。「和」を基調としていながら、モダンで洗練されたセンスが店内の至るところに散りばめられています。

(次のページに続く)

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