【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第4回「大人のホームステイ」

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Jan 30th, 2017

イギリス・ケンブリッジに語学留学中、TABIZINEライターの鳴海汐です。40歳を目前にし、人生のリフレッシュを求め渡英しました。出国前の留学ブルーはどこへやら、毎日楽しく快適に過ごしています。この連載では、30代で留学を考えている方の背中を押すべく、成功のヒントをご紹介していきます。

■あわせて読みたい
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第1回「学校の選び方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第2回「語学学校での友達の作り方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第3回「学校外での友達の作り方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第5回「花留学」

留学の際、宿泊先の選択肢はいくつかあります。自炊タイプの下宿、住人同士が対等に近いハウスシェア、寮、またはひとり暮らし。今回はホームステイに焦点を当てて実態をお伝えします。

ホームステイのメリット

【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第4回「大人のホームステイ」

イギリスのホームステイは収入のためにやっているドライな家庭が多いと聞いたことがありますが、子どもの教育、自身の知的好奇心、成長のために受け入れている家庭も実際はわりとあります。

家族構成は、老婦人が一人、子どもがいる、夫婦のみなど様々。生活水準、教育水準もバラバラ。ベジタリアンでなくてもベジタリアンの家にいくこともあります。

そういったリアルな生活の様子を垣間見ることが、いい刺激になります。学校の後も英語を話す環境があること、現地の人とつながっているという安心感も大きいです。

そして、これは特に大切、ごはんをつくってもらい人と一緒に食べること。学校で脳を使うので、15時にはぐったりしています。バランスのよい温かい食事は健康管理の上でも重要。料理上手の家庭が多く、美味しくいただいています。

そして、総合的にリーズナブルです。自炊の下宿もしましたが、食事内容に変化をつけようとすると意外とお金がかかりました。

また自炊だと、キッチンの空き時間を伺って行動する必要があるのが辛いです。

食後の洗い物、洗濯などをやってもらえるのも有難いものです。

ホームステイのデメリット

【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第4回「大人のホームステイ」

気を遣うというのが一番のデメリット。部屋の外に出るときは多少気が引き締まりますし、親子や夫婦の団欒の声、逆に喧嘩の声が聞こえてくると部屋にとどまるしかありません。

また、筆者の周りで起きたトラブルとして以下のようなものがありました。

  • ホストファミリーと折り合いが悪く、関わりがない
  • 気難しく、英語が出来ないことで腹を立てられる
  • 食事の時間がまちまちで、計画が立てられない
  • セクハラ。腰をくすぐるなど触れてくる。卑猥な言葉を教えてくる
  • 勝手に部屋に入って物色される

(次のページに続く)

ホストファミリーとうまく付き合う方法

【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第4回「大人のホームステイ」

解決できそうなことは直接話し、無理であれば我慢せずに家の変更を掛け合うのが大切です。

慣れない国の慣れない家庭で慣れない言語で暮らすことは、思っている以上に負荷がかかっているもの。いち早くフラットにする必要があります。

心がけたいことは、部屋などをきれいに使い、家事がやりやすいように協力する気持ちを持つこと。なるたけ笑顔で機嫌よく接すること。

家族の時間をもってもらうように、また自分のリフレッシュのためにも、夜の外食をたびたび入れるなどすると、煮詰まらず、いい関係が保ちやすいようです。

■あわせて読みたい
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第1回「学校の選び方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第2回「語学学校での友達の作り方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第3回「学校外での友達の作り方」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第4回「大人のホームステイ」
【連載】人生を変える!30代のイギリス短期留学成功のヒント/第5回「花留学」

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

SHARE

  • Facebook