LCC(格安航空会社)から王道のエアラインまでの機内食をご紹介していく「機内食で世界巡り」。機内食ファンのみなさん、必見ですよ!
今回はインドネシアのデンパサール(ングラ・ライ)国際空港〜とアラブ首長国連邦のドバイ国際空港を結ぶエミレーツ航空、2月の機内食です。
食事前の楽しみがないという悲劇
どこのエアラインに搭乗しても必ず供されるであろう、おつまみと食前酒。エミレーツ航空のエコノミークラスには、いわゆるアペリティフが存在しない模様です。
エミレーツでは、これまで合計4往復していますが、いずれもアペリティフなし。一気にお食事タイムへと突入です。しかも、ドリンクを供される前に食事が配られるというのも、お酒を嗜む文化のある私たちからすると、かなりの違和感。
2016年度版のおいしい機内食第2位に輝いた機内食
エイビーロード・リサーチ・センターの「エアライン満足度調査2016」により、機内食の満足度の高さでは第2位に輝いたエミレーツ航空。ということで、アペリティフが供されない不満はあるにせよ、食事には期待が高まります。
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夕食メニューのメイン料理は、白身魚・マトウダイのマンゴーソース添え、または中東風チキンのトマトソース煮「チキンムサカ」の2種類から。付け合せは小エビのサラダ、パン、クラッカー、グリッシーニ、チーズ、バター、水。デザートはクエ・ラピスと呼ばれる、モチモチした食感のインドネシアの米粉スイーツとミルクチョコレート。魚料理を選択してみました。
衣をつけて揚げたマトウダイに、爽やかなマンゴーソースがマッチしてあっさりしたメニューです。でもご飯にパン、それにクラッカー2種類というのは、炭水化物過多で栄養バランスが悪そう。
また、食事といただく飲み物はビールか白ワインが欲しかったのですが、どういうわけか「パイナップル・マンゴー・アップルジュース」の3つからの選択でした。うーん、これもなんだか悲しいけれど、気を取り直してパイナップルジュースを・・・。
オマケ:エミレーツ航空のCAは、とてもエキゾチックな雰囲気
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イスラム教徒の女性が頭に着用するヒジャブ。このヒジャブをイメージした白いスカーフと真っ赤な帽子のコントラストが一際目を引くのが、エミレーツ航空のキャビンアテンダント(CA)の制服です。とてもエキゾチックな雰囲気。これまでさまざまなエアラインを利用していますが、エミレーツのCAたちは美女揃いで、同性ながらドキドキしてしまいました。
期待していただけに、若干ショックを受けたエミレーツの機内食。もしかしたら、機内特別食を選んだらおいしいものがいただけるかも・・・。というわけで、次回は特別機内食にチャレンジしてみたいと思います。どうぞお楽しみに!
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