都内から電車に揺られること約1時間半。稲村ヶ崎海岸のほど近くに、鎌倉の日常を体感できるとっておきのカフェがあります。
鎌倉の街並みにとけ込む、古民家カフェ
江ノ島電鉄「稲村ヶ崎駅」から歩いて約2分の「ヨリドコロ」。大正時代に建てられた古民家を改装したお店で、風情あふれるレトロな佇まい。
驚いてしまうのはそのロケーション。なんと建物の目の前に線路があり、店内から江ノ電が間近で見られるんです!
「鎌倉の日常を旅する」がコンセプト
「鎌倉の日常を感じてもらいたい」というスタッフの思いから作られた「ヨリドコロ」。店内は木の温もりにあふれるナチュラルな空間。ちなみに店員さんはとてもフレンドリーで親切。自然体な接客が心地よく、まるで友人の家に遊びに来たような気分になってしまうほど。
線路が間近に見えるカウンター席。
お店の目の前を横切る江ノ電。ガタンゴトンと走る音が情緒たっぷりで最高のBGMに。
素材のよさが引きたった、こだわりの干物定食
江ノ電が走る景色が人気のヨリドコロですが、こだわりの干物定食も魅力。藤沢の干物専門店「丸恵」から仕入れる絶品の干物をいただけるんですよ。
アジの干物、15穀米のごはん、お味噌汁、小鉢、お漬物がセットになった干物定食(1000円)。麦味噌を使ったお味噌汁は優しい甘みがあり、心温まる味わい。
ふっくらと焼き上げられた天日干しのアジは、脂のノリが抜群で身がプリプリ! ご飯がどんどん進んでしまうおいしさです。
こだわりの豆を使った、至福のコーヒー
ヨリドコロの真裏にある「ツバメコーヒー焙煎所」の豆を使ったコーヒー。香ばしい風味が漂い、しっかりしたコクが感じられる至福の一杯。
朝ごはんも食べられます
ヨリドコロは朝7時からオープンし、朝ごはんもいただけます。相模原の養鶏所から仕入れるこだわり玉子を使った「玉子かけご飯定食(500円)」などワンコインから楽しめるのも魅力。ランチ・カフェタイムでは「小田原鈴木製餡所のあんこを使ったあんみつ(580円)」や「北鎌倉燻煙工房のチーズ&ナッツ(680円)」など、地元の食材を使ったメニューも用意。
鎌倉散策がもっと楽しくなりそうな、ヨリドコロ。穏やかな時間が流れる空間で、日頃の忙しさからリフレッシュされてみてはいかがでしょうか?
[ヨリドコロ]
[All photos by Nao]