日本人が大好きなカレー。この日本では、欧州風、インド、スープ、などなど様々なタイプのカレーが食べられます。あなたはどのカレーが好きですか?
東京の玄関口である羽田空港では、昭和40年台に食べられていたという人気のカレーを食べられるレストランがあります。約40年前に食べられていたカレーってどんなものなのでしょう?
羽田空港第1ターミナルの「カレーダイニング アビオン」
懐かしい人気カレーが食べられる「カレーダイニング アビオン(Curry Dining AVION)」は、羽田空港第1ターミナルの地下1階にあります。
「40年の時を超えてあのカレーが蘇る」という垂れ幕がかかっていますね。「アビオン」というレストランは、旧羽田空港ターミナル時代にあったレストランなのだそう。その当時に人気があったビーフカレーを忠実に再現したカレーがいただけるのです。
店内は木目を基調にした落ち着いた雰囲気。お一人様向けのカウンターもあります。ビールなどのアルコールもいただけるそう。
昔の羽田空港の様子が映された写真パネルも展示。今では大きなターミナル空港になった羽田ですが、昔はこじんまりしてたのですね。
昭和40年台に食べられていたビーフカレーとは
もちろん、注文するのは「クラシックビーフカレー(1,500円)」です。注文時にご飯の種類を白米、サフランライス、十穀米、から選べるようになっています。
「クラシックビーフカレー」はこちら。カレーは銀のグレイビーボートに入って提供されます。懐かしいスタイル!
カレーは野菜などがしっかり煮込まれ溶けきった欧州風です。とろっとしていて、スパイスの良い香りがします。
使われている牛肉は国産牛。しっかり煮込まれていて、トロトロです。スプーンでも切れるくらい柔らかくなっています。
カレーは贅沢にご飯に全部かけてしまいましょう。ゴロゴロと入った牛肉が嬉しいですね。これが昭和40年台に食べられていたカレーなのか・・・と思いながら、一口食べてみます。
味は「THE 欧州風カレー」という感じ。玉ねぎなどの野菜の甘みがしっかり出ていて、コクをしっかり感じられます。甘みの中にもスパイスのピリッとした辛味もしっかり後からきて、本当に美味しいカレーでした。
羽田空港に行ったら食べてみて!
昭和40年台に食べられていたという、「カレーダイニング アビオン」のクラッシックビーフカレー。甘めの欧州風カレー好きならぜひ羽田空港に足を伸ばして食べてみてください。懐かしくて美味しいカレーに出会えますよ。
[All Photos by Kaori Simon]