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2017年3月27日〜30日にメキシコ合衆国ゲレーロ州アカプルコ市で開催された、メキシコの旅博「第42回 ティアンギス・トゥリスティコ(Tianguis Turístico)」へ行ってきました!
今回のティアンギス・トゥリスティコでは、参加国数88か国、参加者数約10,000人、44,312件を超える商談数など、過去5年間で最大規模を記録。
そんな「ティアンギス・トゥリスティコ」が行われ、これからますます人気が高まっていきそうなメキシコの、魅力的な地域をご紹介!
メキシコ国内でも人気の高いリゾート地「アカプルコ」
アカプルコに来たらはずせない観光の一つに、ラ・ケブラダの断崖から飛ぶダイビングショーがあります。ダイブするまえに真剣にお祈りをする姿からも、その危険度の高さが伺えます。波が荒れる海に、身一つでダイブするショーは迫力あり。スリリングな観光スポットになっています。
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また新しい見所は2017年3月に発表された、世界最長の海上ジップライン「XTASEA(エクスタシー)iii」というアトラクション。うつぶせで頭を前にした状態で器具に固定され、ワイヤーにつり下げられるような形で滑走していくんです。まるで空をとんでいるかのよう!
美味しい物がいっぱい「オアハカ」
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オアハカは食べ物や飲み物が美味しいことで有名です。また人口のおよそ4割が先住民のオアハカは、古代から現代までの様々なメキシコ文化に触れられる場所でもあります。
まずは、メスカルというお酒。
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メキシコといえばテキーラの印象が強いですが、メスカルもとっても美味しい!メスカルは、テキーラの定義を広めたリュウゼツランを原料にした蒸留酒で、国際的にも注目を浴びています。オシャレなメキシカン女子が、メスカルを楽しむお店も増えつつあるそうです。
全てのメスカルの約90%がオアハカで作られているんだとか。メキシコに行った際には、メスカルもぜひお試しあれ。アルコール度数は強めなのでご注意を。
そして、チョコレート。
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世界最古のチョコレートは、メキシコのオルメカ文明だと言われています。また、カカオはメキシコ最古の通貨としても流通していたのだとか。メキシコでは、ホットチョコレートをよく飲むそうです。温めて溶かしたチョコレートを、夜眠れないときなどに、ゆっくりと飲む。市販でも、お湯で溶かして飲むタイプのチョコレートが売られていますよ。
世界的に有名なビーチリゾート「カンクン」
新婚旅行にも人気のカンクン。メキシコ旅行を考える際に、最初にカンクンを思い浮かべる方も多いはず。
カンクンの魅力は何と言ってもめぐまれたリゾート地であること! 真っ青な海、温暖な気候、海に面したリゾートホテルの数々、豪華で派手なクラブ、美味しい飲食店など、楽しいものでいっぱい。
また、チチェンイッツァやトゥルムなどマヤ文明の遺産にもアクセスしやすいんです。現地ツアーを利用すると、より簡単に行けますよ。
そしてセノーテも見逃せません。セノーテとは、地表にできる陥没穴に地下水がたまった、自然が生み出す泉のこと。神秘的な空間は本当に美しく、見る人を魅了します。ここで泳ぐととっても気持ちいい。神聖な気分に。
世界で一番博物館と美術館が多い街。首都「メキシコシティ」
メキシコ合衆国の首都メキシコシティは、人口約885万人の大都市です。市内には、4つもの世界遺産が!
また、世界で一番博物館と美術館が多い街でもあるんです。嬉しいことに、その多くは無料またはリーズナブルな値段で入館可能。有名どころは、国立美術館、ディエゴ・リベラ壁画館、近代美術館、国立人類学博物館など。
またテンプロ・マヨール(アステカ帝国中央神殿の跡地)や、国立宮殿、メトロポリタン・カテドラル(ラテンアメリカ最大級の教会)などの観光スポットが周囲に集まっている「ソカロ」は、アステカ帝国時代からの歴史ある広場です。コロニアル建築が並び、美しく整った広場は一見の価値あり。
紹介しきれませんがメキシコには、まだまだ魅力的な場所が沢山。メキシコは日本から遠いこともあり、日本人にとって馴染み深い場所ではないかもしれません。しかし現地に行ってみると、地域によって様々な顔を持つメキシコにはまる人も多いようですよ!
[第42回 ティアンギス・トゥリスティコ(Tianguis Turístico)]
[Photos by shutterstock.com]