「青い食べ物」と聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。かき氷のブルーハワイに、外国のお菓子・・・と、おそらくはそんなところが精一杯のはず。
私たちの食生活の中に「青」の食べ物は、ほとんど見当たりません。それもそのはずで、青は食欲減退色。ダイエットのために青い眼鏡が利用されているほど、「青」は「食」と縁遠い色と言えます。
本所吾妻橋のラーメン店「吉法師」では青いラーメンが人気!?
しかし東京スカイツリーのお膝元、墨田区本所吾妻橋には、そんな概念を吹き飛ばす一軒のラーメン店があります。そのお店の名は「吉法師」。驚くなかれ「吉法師」は、なんと “青いラーメン” でリピーターを呼び続けているのです。
お店の前には噂の青いラーメンの写真が。それではさっそく注文してみましょう。
ラーメン界の大革命!その名もズバリ『鶏清湯 青』
おお・・・! 青い・・・!
「言われてみれば青っぽく見える」とか、とてもそんなレベルではありません。吉法師の名物ラーメン、その名もズバリ『鶏清湯 青』は、見るからに、青。トロピカルな、青。ラーメンに限らず、ここまで青い料理を見たことがある方は少ないことでしょう。
「吉法師」店長の小泉さん(小泉さん髪はこれまた鮮明なピンク!)によれば、「綺麗なラーメンが作りたかった」とのこと。この『青』は空の青、海の青をイメージして作り出したと言います。この青色をどうやって作っているかは極秘だそう。
思わず言葉を失う見た目とのギャップ
『青』を注文したあなたは、きっと2度驚かされることでしょう。1度目は、目の前に『青』が置かれたとき。頭ではわかっていても、やはり現実を見たときのインパクトは強烈です。そして2度目は、『青』のスープを口に運んだとき。見た目からは想像もつかない優しい味に、思わず言葉を失ってしまいます。
スープを一口飲めば、『青』がイロモノではないことがすぐに分かるはず。滋味深い鶏の旨味が口いっぱいに広がり、鶏油が醸すコクも◎。麺は細めのストレート麺で、鶏湯系との相性は抜群です。トッピングの煮玉子は完璧と言える半熟具合で、濃いめの味付けがアッサリ系スープに映えます。白髪ネギとカイワレの仕事もイイ!
ネットを中心に話題になっていることもあり、やはり多くのお客さんは『青』を注文するそう。そしてそのギャップにメロメロになった方たちが、リピーターになっているというわけです。
店内はオシャレでデートにも最適
話題性も十分な上、店内はカフェのようにオシャレなので、デートにもオススメ。各種カクテルなど、アルコール類も取り揃えられています。スカイツリーに遊びに行く際は、ぜひ「吉法師」まで足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと一生忘れられない衝撃的な体験となるはずです。