うだるような暑い夏は、涼しげな場所で過ごしたいものです! 誰もがうらやむ避暑に最適で、透き通る青が美しい涼しげな世界遺産をピックアップしてみました。あなたはどこで初夏を爽やかに過ごしますか?
ヴェネツィアとその潟(イタリア)
空の青と緑色の水面のコントラストが美しい、水上都市「ヴィネツィア」。イタリアの東部に位置し、118にも上る島々に400ほどの橋を渡し作り上げられた街は「水の都」とも呼ばれています。島々と周辺の潟は、全体が世界遺産という広さにも驚きです!
150ほどの運河が存在する都市の移動手段は、徒歩か船。車は侵入できないんです。ヴィネツィアの見どころのひとつは、様々な建築様式の建物が作り出す街並みと言えます。ゴンドラにゆられ、ゆっくり眺めると優雅に時間も忘れてしまいそうです。
■ブラーノ島
カラフルな色彩が印象的な街並みを見られるのが、本島の北東に位置する「ブラーノ島」。澄んだ空に映える色とりどりの街並みは、見ているだけで元気がもらえます。レース織も有名。
■リアルト橋
島中に架けられた400にも上る橋の中で、ヴィネツィアを代表するのが「リアルト橋」。白い大理石造りの橋は、ヴィネツィアの青を際立たせる美しい名所です。
グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)
透き通るような青と澄み渡る碧い空、「グレート・バリア・リーフ」は青がとても似合う場所です。天然のサンゴ礁が作り出す、澄んだ青のコントラストは絶景です。日本列島ほどのエリアに、400種類ものサンゴが力強く生きて自然の造形美を作っています。
グレート・バリア・リーフの魅力のひとつは、大小さまざまな生命。海を彩るサンゴだけでなく1500種もの魚、マンタやクジラ、200種類ほどの鳥まで観察することができます。マリンスポーツをするにはうってつけの場所です!
■グリーン島
その美しさから宝石とも呼ばれている、「グリーン島」。海と緑を両方楽しめる贅沢なスポットで、サンゴの体積でできた島の真っ白のビーチは人気が高い観光スポットです。島内にはリゾート施設もあり、宿泊もできるので美しい海を満喫するのにおススメ!
■ハミルトン島
サンゴ礁でできたブルーのハートが印象的なのが、「ハミルトン島」。ウッドサンデー諸島の74の島々のひとつで、「ホワイトヘブンビーチ」という真っ白の細かい砂浜が人気のスポットです。
カナディアン・ロッキー山脈自然公園群(カナダ)
7つの自然公園で構成されているカナダの自然遺産が、「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」です。雄々しい山脈だけではなく、滝や渓谷、氷河などが織り成す絶景を楽しむことができます。
■モレーン湖
7つの公園のひとつ、「バンフ国立公園」にあるのがターコイズブルーに煌めく「モレーン湖」。バンフ国立公園には、ほかにも二つの美しい青く輝く湖を見ることができます。
■ジャスパー国立公園
7つの自然公園の中でも、最も広いのが「ジャスパー国立公園」。野生動物と山脈の絶景を楽しむことができ、世界で最も美しい道と称される「アイスフィールド・パークウェイ」の起点ともなっています。
水のせせらぎを聴いていると、それだけで体感温度が下がる気がします。水の都、青に囲まれたサンゴ礁、ターコイズブルーの湖を見ていると爽やかな気持ちになり、都会の喧騒を忘れ、心もほぐれます! 今年の避暑は美しい水辺で過ごしませんか?