【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

Posted by: sweetsholic

掲載日: May 29th, 2017

海外を旅するとさまざまな発見があるものです。食文化もそのひとつ。タイにインドネシア、フィリピンにマレーシアなど東南アジアの地域では、ナイフは使わず、基本的にスプーンとフォークで食事します。

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

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シーフードや肉料理もスプーンとフォークがあれば、上手に食べることができます。でも一体、どうやって? 今回はローカルフードをおいしくいただくためのテーブルマナーをお伝えします。

右手にスプーン、左手にフォークで「いただきます」

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

まずはスプーンとフォークの持ち方から。ナイフの代わりとなるスプーンは右手、フォークは左手に持ちます。東南アジア料理を食べるときには、このスプーンが大活躍! スプーンでご飯やおかずを口に運び、おかずが一口では食べられない大きさの場合には、スプーンでおかずを一口大にカットします。フォークはあくまでも添えるだけの役割です。

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

フォークとナイフでの食事スタイルに慣れていると、右手に持ったスプーンを口に運ぶのは違和感を感じてしまいますが、東南アジアではこれがきちんとした食べ方なのです。

エビの殻だってスプーンとフォークで上手に剥ける!

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

チャーハンやカレーなどであれば、スプーンとフォークはそれほど難しくなさそうですよね。でも、問題は殻付きのエビ料理を食べるときです。東南アジア料理でもエビを使った料理が多く、その多くは殻付き。現地の人たちはフォークでエビを押さえながらスプーンを使って、バリバリッと上手に剥きます。

スプーンを使えば、フライドチキンだって食べやすくカットできる

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

フィリピンに住んでいたときに驚いたのが、現地の人たちのスプーンさばき! 現地ではフライドチキンとご飯のファーストフードが定着しているのですが、フォークでフライドチキンを押さえながら、右手のスプーンでチキンを食べやすくカット。そして、ご飯と一緒にパクッ! この方法をマスターすれば、手を汚さずにフライドチキンを食べることができます。

【東南アジアの食事マナー】スプーンとフォークでいただきます!

汁麺を食べるときには、左手にレンゲ、右手に箸(※スパゲティーの要領で、スプーンとフォークで食べる人もいます)。ミーゴレンなどの焼きそばを食べる際は、もちろんフォークや箸でOK! ちなみにイスラム教やヒンズー教徒の人たちは右手で食事をしますが、スプーンとフォークを使うことも結構あります。

現地の人たちの食べ方に注目しつつ、マネしてみるのが一番かもしれませんね。覚えておくと、東南アジア料理を食べる際にきっと役立つはずですよ。

[Photos by Shutterstock.com] 

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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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