物価が高いイメージのあるイギリス。ロンドンの地下鉄の料金の高さは有名ですよね。でも、意外に安くて拍子抜けするものも。安いもの、やっぱり高いもの、両方みてみましょう。
※2017年6月19日現在、1£=約142円で算出しております。
【安い】食材
外食すると割高ですが、食材自体は安いです。
野菜・果物と乳製品が特に安く感じられます。例えばパプリカ。日本では1つ100~150円ほどですが、イギリスの庶民派スーパー「Sainsbury’s」では3つで£1(約142円)とか。2.27リットルの大きな牛乳パックが£1(約142円)とか。
いちご、ブルーベリー、ブラックカラントなど各種ベリー類も1パック£2(約284円)くらいなので、ここぞとばかり朝のグラノーラにどっさり加えたりすることが可能に。
【安い】パブのビール
お店によりますし、ビールにもよりますが、平均すると約500ミリリットルのジョッキ1杯で£2~3(約284~426円)でしょうか。都内だと中ジョッキは500~650円くらいかと思います。
結果、友達と飲みに行っても、日本の宴会のように食事がコースだったりしないこともあり、飲み会がとても安くつきます。
【安い】美術館・博物館の入場料
安いというか、無料のところが多いです。有名な大英博物館だって、ナショナルギャラリーだって無料。ふらっと気軽に行けるとなると芸術に親しむ機会が多くなりますね。
次はイギリスで買うと高いものをご紹介します。
【高い】城などの観光
エジンバラ城£16.5(約2,343円)、お風呂の名前の由来となったバースの公衆浴場跡が£15(約2,130円)など。博物館や美術館に無料で入れるところがある分、一層高く感じます。
【高い】ホテル
ロンドンのホテルでは1泊1部屋£150(約21,300円)は当たり前。一人旅で節約したい場合、B&Bや民泊を利用すると、清潔なところが£70(約9,940円)以下でも見つかります。
【高い】直前に買う電車賃
日本と同じ感覚で近場の片道チケットを買う場合、高くつきます。ケンブリッジからロンドンまで乗車1時間前後の距離ですが、片道£23.6(約3,351円)! これは、どの電車にも乗れるタイプのチケットだから。
イギリスの電車料金は、12週間前から売り出され、航空券のように早く予約するほど安く買えるシステム。早めに、近場であっても便指定をし、混まない時間帯を狙うと、これが£6(約852円)にまで下がります。
また、日帰り往復ができると復路分が大分安くなります。
日本の定額に慣れていると面倒ですが、早めに計画を立ててうまく買いたいものですね。
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