デュッセルドルフの道を迷子になって歩いていた筆者の目にいきなり飛び込んできたのは、時計が密集した公園の一角。さりげないようでいてインパクトが大きくて。この街にきて最も興奮したもののひとつです。
「時のはらっぱ」
これは、24個のドイツ国鉄の時計が配置された「Zeitfeld(Time fieldの意)」というアートで、1987年に完成しました。毎日のルーティーンを表現しています。
小さな子どもの頃から時計に魅了され、インスピレーションを得てきたというドイツ人アーティストKlaus Rinkeによる作品。
時計は世界で最も正確だと知られているブラウンシュヴァイクの物理工学研究所の原子時計に接続されているマスタークロックと同じ時刻を示しています。いくつかずれているものを発見しましたが、それもご愛敬!
デュッセルドルフの中で最も大きな公園スート・パーク(南公園)のエントランスにあります。
フォトジェニックな写真を目指すには
写真を撮ろうとして奥にずんずん入って驚いたことに、なんと裏側も時計!それはそうですよね、駅の時計は両面ですものね。いってみれば、48個の時計です。
下から見上げるよりも、割と正面に近いところから時計のフェイスがしっかり見えた方がインパクトのある写真になるようです。足元が入らない方がインパクトが出るように思います。そして時間が合っていないものを入れないようにするのがベターかと思います。
裏側の写真を撮ろうとすると、電線がうつってしまうので、あまりおすすめできません。
ちなみに横からみるとこんな感じです。
暗くなってきて電気がつくと、レトロなムードが出そうです。
また、最初はまったく気づかなかったのですが、この草地にはたくさんの犬らしきものの糞があります。もぐらによって作られたであろう小山も。足元にお気を付けください。
[All photos by Shio Narumi]
[360cities.net]
[duesseldorf-tourismus.de]