アーティストが内装を施したスゴイ客室が誕生！ そのホテルはというと、汐留にある「パークホテル東京」。ひとつとして同じものはない、個性あふれる全31室がそろい、宿泊しながらアーティスティックな一夜を送ることができます。
31人のアーティストが客室をプロデュースしたアートな空間
汐留メディアタワーの25～34階の高層階を占める「パークホテル東京」。2012年から客室全体をアーティストが装飾する「Artist in Hotel」プロジェクトがスタート。約5年の歳月をかけて2017年7月に31名のアーティストによる制作が終了し、全31室のアーティストルームが誕生しました。
画家やイラストレーター、彫刻家、書家、テキスタイルデザイナーなど、第一線で活動するアーティスが手掛けた客室はまさに個性的！ 日本の文化や日本の美しさをテーマに、壁面や天井いっぱいに広がる作品で客室がプロデュースされアート空間に大変身！！ ゆっくり眠れるか心配になるほどの刺激的な空間なのです。
しかも31階のフロアにあるすべての客室がアーティストルーム。フロアにはアートコンシェルジュが常駐し、今日宿泊するアーティストルームの制作秘話や詳細な説明のほか、空きがあれば、ほかのアーティストルームの見学やガイドも行ってもらえるとのこと。ホテルならでは！？ の非日常体験ができちゃいます。
どの部屋に泊まるか迷っちゃう！アートな空間でどんな夢が見られるか
「招き猫」：福を招く“招き猫”がベッドまわりに。画家の美濃瓢吾さんが約1か月間ホテルに滞在しながら制作。天井には夏目漱石の「吾輩は猫である」を拝借した名文も。
「十二支」：画家の安元亮祐さんが、なんと11日間で制作。今にも動き出しそうな動物たちが部屋中に。カーテンの裏側やバスルームなどにも隠れていますよ！
「芸者金魚」：画家の成田朱希さんの作品。客室を水槽に見立て、天井でも泳ぐ金魚と一緒に浮遊感たっぷり。芸者の姿をした妖艶な金魚が忘れられないほどのインパクト。
「妖怪」：約5か月かけて制作された画家の馬籠伸郎さんの作品。妖怪と空をテーマに、にっこり笑う河童や楽し気な赤鬼、竜、朱雀などが隠れているので探してみて。
【住所】東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー
【料金】RC制 シングル1万8000円～／ダブル1万9500円～／ツイン1万9500円～
【CHECK IN／OUT】14：00／12：00
【客室数】270室
【アクセス】都営地下鉄「汐留駅」7・8番出口に直結
ゆりかもめ「汐留駅」西口に直結
【HP】パークホテル東京
［Photos by パークホテル東京］
PROFILE
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com
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