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アメリカでマイノリティとして生きる彼女から教わった「自分を愛する」ということ【旅先での出会い】

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「私は自分自身を愛しているの」

【旅先での出会い】アメリカでマイノリティとして生きる彼女から教わった「自分を愛する」ということ

ノシュと時間をともにして驚いたのは、彼女は自分のことが大好きで、「私は自分自身を愛しているの」とはっきり言うことです。日本では、いえ海外でもそれまでそんな人に会ったことはありませんでした。

「自分を愛している」と断言するなんて、女優やモデルのように特別な美人であるとか、特別な才能があるとか、何か突出したものをもっていなければ、なかなかできないことだと思っていたような気がします。

でも、彼女が自分を愛しているのは、人よりもどこかが優れているがゆえの優越感からではなく、「自分らしさ」を大切にし、ありのままの自分を受け入れているからなのです。

どんな環境でも自分らしさを貫く

【旅先での出会い】アメリカでマイノリティとして生きる彼女から教わった「自分を愛する」ということ

(C) Noshu

アメリカといえば「移民の国」「多民族国家」というイメージがありますが、ノシュが暮らしているのは南部のテキサス州。保守的な土地柄で、パキスタンからの移民というマイノリティである彼女にとって生きやすい環境ではないそうです。

通りすがりの見ず知らずの人から、服装や体型について心無いことを言われた経験も一度や二度ではないとか。おそらく、彼女が白人でないために、それらが余計に目立って見えるのでしょう。親にも、「もっとちゃんとした格好をしなさい」と何度も言われてきたそうです。

それでも、彼女は自分が大好きなファッションを楽しむことをやめません。アートが好きな彼女は、自分自身をキャンバスのように考えているからです。筆者がトルコで出会ったときは、たまたま髪色は黒でしたが、ときには緑や青に染まることも。

周りの人の言うことを聞いて「普通の格好」をしたほうがどんなに楽か、きっと彼女自身もわかっていることでしょう。でも、周囲の圧力に負けて楽なほうに流されれば、自分を殺すことになる。だからこそ、彼女は信念をもって自分らしさを表現できるスタイルを貫いているのです。

春奈

Haruna ライター
和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。


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