(写真はイメージです)
秋の旅行シーズン。国内旅行の行き先を検討するとき、あなたが選ぶ基準は何でしょうか。お土産好きの私たち日本人にとって、「魅力のある特産品や土産」はマスト。お土産を買わない旅行なんてありえないでしょと言いたいくらいです。
「じゃらんリサーチセンター」は、この度、全国1万5,555人の宿泊旅行者を対象に「じゃらん宿泊旅行調査2017」を実施。2016年度(2016年4月~2017年3月) における国内宿泊旅行の行き先や回数、旅行費用などを調査しました。全国1万5,555人の宿泊旅行者が、47都道府県から選んだ「魅力のある特産品や土産が多かった」ベスト3は、あなたのお気に入りの旅行先、または秋の旅行先候補にランクインしているでしょうか。
魅力のある特産品や土産物が多かった
第3位 京都府
魅力のある特産品や土産物が多かった第3位は京都府でした。来日の海外旅行客が必ず訪れる場所。四季を通じて違う顔を見せ、優雅な佇まいに溜息を漏らす美しい町。
歴史の深い京都には、欲しくなる特産品や土産物がたくさんあります。筆者は正直、第1位だと思っていたので第3位という結果にびっくり。
和菓子
(写真はイメージです)
茶の湯が発展した京都には、有名な菓子舗が数多くあります。伝統ある菓子舗の日持ちする和菓子も良いですが、自分用や当日渡せる家族や友人には、京都の普段着の和菓子は如何でしょう。「出町ふたば」の豆餅(豆大福)や、「麩嘉」の麩まんじゅう、青竹にはいった水羊羹など。
京都は普段遣いの町の和菓子屋さんを「おまんやさん」と言いますが、筆者は「おまんやさん」でお菓子を買うのが大好きです。夏なら三角型の「水無月」、秋の「おはぎ」や「きんつば」。東京のデパートでは買えない、地元の「おまんやさん」の味を持ち帰るのはオススメですよ。
京の台所 錦市場で調達
京都ならではの特産品やお土産を調達するなら、やっぱり京の台所である「錦市場」がオススメ。京都の食材がずらりと揃っています。
京都の壬生菜やシバ漬け、ちりめん山椒、七味、おばんざい(おかず)や卵焼きが目移りするほど。観光客用に、気軽な食べ歩きメニューもあります。料理上手なあなたは、京野菜を買って帰るのも良いですね。
www.kyoto-nishiki.or.jp/
骨董市で食器を探す
和食器の美しさ、使い勝手の良さは海外でも認められている優秀品。京都の清水焼、また骨董市で掘り出し物を探すのも良いでしょう。世界遺産である真言宗総本山 東寺で行われる骨董市は、海外旅行客にも大人気。
http://www.touji-ennichi.com/index.htm
伝統が息づく京都には、独特の美意識が存在しており、京都ならではの特産品や土産物に事欠きませんね。
次は第2位です!
魅力のある特産品や土産物が多かった
第2位 石川県
魅力のある特産品や土産物が多かった第2位は石川県でした。2016年には海外旅行客が日本で一番興味を持った人気県です。
京都の華々しさと対照的な、しっとりとした落ち着いた趣に癒されます。日本海の幸、茶の湯の文化が生んだ和菓子の名品、伝統工芸品など魅力的な特産品や土産物があります。
近江町市場
(C) 石川県観光連盟
日本海の幸を期待する人でいっぱいの「近江町市場」。加能蟹、甘エビ、ボタンエビ、ノドグロなど地元の海鮮が気になります。
海鮮丼がいただける食堂や寿司屋があるのも、嬉しいですね。足を伸ばせる時間のあるあなたには、「金沢港 いきいき魚市」もありますよ。
あめの俵屋
(C) 石川県観光連盟
和菓子
(C) 石川県観光連盟
落雁
(C) 石川県観光連盟
加賀藩祖の前田利家は、千利休や織田有楽斎に茶の湯を学び、お茶会は文化的な教養として催され、社交の場へ発達していきました。
金沢の和菓子のレベルの高さは、加賀藩の茶の湯文化と共に洗練されていったものです。「森八」の長生殿、「あめの俵屋」のじろあめ、あんころもちなど、いずれも上品な甘さが持ち味です。また茶人イコール粋人でもあったため、センスの良さがうかがわれるものが多く、シックなパッケージや色使いに感じ入ることでしょう。
金箔
(C) 石川県観光連盟
日本の金箔生産量の98%を占めると言われる金沢。金箔流行りで、工芸品のほか、金箔の化粧品やあぶら取り紙も。また、金箔コーヒーや金箔ソフト、金箔カステラ、金箔蜜飴などは、インパクトの強い特産品・お土産になりそうです。
金箔ソフトについては、TABIZINEの記事「【金箔ソフト勝手にランキング】次の金沢旅行で絶対に食べたいのはこれ!」を参考にしてくださいね。
金箔コーヒー http://ohmicho-coffee.com/035.html
まめや 金のカステラ http://www.mameya-bankyu.com/SHOP/9449/list.html
箔座 金箔蜜飴 http://shop2.genesis-ec.com/search/item.asp?shopcd=17251&item=0602030301
派手ではないものの、シックで奥の深い石川県。海鮮、和菓子の美味しいものと金箔のほか、九谷焼も人気が高いです。
次は第1位です!
魅力のある特産品や土産物が多かった
第1位 沖縄県
魅力のある特産品や土産物が多かった第1位は沖縄県でした。日本でも、琉球王国という独自の文化の歴史を持つ沖縄県。独自の文化を感じる特産品や土産物があります。
英雄・尚巴志による、
南山・北山・中山の三国に分裂していた琉球の統一。ここにその後、明治初期までの五百年間、
歴代の国王をいただいた、
日本の歴史・文化とはまったく色合いをことにする琉球王朝が成立しました。
(首里振興会より引用)
ちんすこう
(C) 沖縄観光コンベンションビューロー
人気ナンバーワンの沖縄スイーツといえば、「ちんすこう」。プレーンの他に、紅芋、紫芋、黒糖、シークワサー、パイン、ココナッツ、雪塩など種類豊富です。
シークワーサー
(C) 沖縄観光コンベンションビューロー
沖縄の特産品では、「シークワーサー」も人気。シークワーサーに多く含まれるフラボノイドの一種ノビレチンには、がん抑制効果が期待されるそうです。
シークワーサーの100%ジュースは、揚げ物や焼き魚にかけたり、炭酸水で割る、泡盛はもちろんお酒で割るのも良いでしょう。「沖縄バヤリース シークワーサー入り四季柑果汁100%」は人気が高いようです。
http://www.asahiinryo.co.jp/okinawa_bireleys/sp/
泡盛
(C) 沖縄観光コンベンションビューロー
イケる口のあなたの気になるのは、「泡盛」でしょう。日本最古の蒸留酒と言われています。種類豊富な泡盛選びに迷ったら、沖縄県酒造組合のサイト「泡盛百科」が参考になるでしょう。
また、沖縄ファミリーマート限定「BLACK泡盛コーヒー」も注目。通なお土産を持って帰りたいあなたに。
http://www.family.co.jp/goods/alcohol/5639373.html
ズバリ!機内持ち込みは大丈夫です。
国土交通省では、酒類に関して
アルコール度が24%以下のもの 数量制限なし
アルコール度が24%を超え70%以下のもの 5ℓ
アルコール度が70%を超えるもの ×
※小売販売されている容器に収納されていること
(スキットル等水筒型のものに移し替えられているものは不可)
泡盛の度数はだいたい30度なので
1升瓶だと2本。
4合瓶だと6本。
持ち込みオッケーということになります。
(泡盛ブログ《沖縄最古の蔵元新里酒造》より引用)
交通の便の良い場所にある、沖縄で唯一のデパート「リウボウ」でそろえるのもよいかもしれませんね。
【テーマ別・都道府県魅力度ランキング】
(C)PR TIMES
今回ご紹介した「魅力のある特産品や土産物」は、ベスト3のごく一部。日本全国47都道県には、多くの魅力的な特産品や土産物があり、国内外の旅行客を惹きつけています。
バッグに期待を詰めて、日本の魅力を味わう旅に出たくなりましたね。