台湾には各地に夜市や屋台があり、夜遅くまでにぎわっています。屋台メニューの中にはお酒に合うメニューもたくさん。台湾旅行の夜はお酒に合う屋台メニューでプチ飲み会を楽しむのはいかがですか?
まずはスーパーやコンビニで台湾ビールをゲットしてホテルの冷蔵庫で冷やしておき、夜食を調達しに近くの夜市や屋台へ出向いてみましょう。この記事では、お酒と一緒にいただきたい台湾のお持ち帰り屋台メニューを6選ご紹介します。
屋台メニューの定番「鹽酥雞(イエンスージー)」
台湾でお酒と一緒にいただきたい屋台メニューで、筆者1番のおすすめは「鹽酥雞(イエンスージー)」です。「鹽酥雞」とは揚げ物の屋台を指し、鶏肉や野菜、きのこ類や豆腐など好きな具を選ぶとその場で揚げて味付けしてくれます。
(C) Yui Imai
注文の仕方は、ざるの中に自分の好きな具を入れていって店員さんに渡す形式が多いですが、お店によっては注文票が用意されており記入するだけで良い場合もあります。夜市だけでなく街の至る所で屋台を見かけるほど、台湾ではポピュラーなメニューです。
塩味がおいしい「鹽水雞(イェンシュイジー)」
(C) Yui Imai
揚げ物はそんなにたくさん食べられない、という方におすすめなのが「鹽水雞(イェンシュイジー)」です。好きな具を選ぶことができるという点は鹽酥雞と似ていますが、こちらは茹でた鶏肉や野菜を塩水につける形で調理してくれます。
(C) Yui Imai
好きな具を選んでお店の人に渡せば、その場でぱぱっと調理して提供してもらえます。塩味がしっかりとついていて、鹽酥雞とはまた違ったおいしさです。
見かけたらぜひ「花枝焼(フアジーシャオ)」
花枝焼、つまりイカフライは海辺の近くの街や夜市でよく見かけるメニューですが、台北市内の夜市でも販売されていることが多いです。食べやすいように一口サイズにカットされていることも多く、待たずにぱぱっと買うことができるので見かけたらとりあえず一つ購入してみると良いかも。
次は見た目のインパクトも大! なアレをご紹介。
意外とおいしいエリンギ焼き「杏鮑菇(シンバオグー)」
イカフライに続いて、見かけたらぜひ試していただきたいのがエリンギ焼きです。エリンギをこんな風にまるごと焼いている姿は日本ではほとんど目にしないと思うのですが、これがジューシーで意外なおいしさ! 一口サイズにカットされていることが多く、お酒のつまみにもぴったりです。
台湾のおでんを試してみる?「關東煮(グアンドンジュー)」
台湾でもおでんの人気は高く、夜市や屋台でもよく見かけます。ほとんどのコンビニにもおでんが売られており、もはや台湾コンビニの定番メニューとなっています。
具はだいこんやちくわといったおなじみのものから、いったいこれは何? と不思議に思うようなものまで様々。日本のおでんとの味の違いをみんなで探してみるのもおもしろいかもしれません。
締めのデザートにおすすめ「豆花(ドウフア)」
豆花は台湾の伝統スイーツとして日本人にも人気がありますが、夜遅くまで営業しているお店や屋台も多くあります。お持ち帰りしてひとまず冷蔵庫で冷やしておき、プチ飲み会の締めのデザートにするのはいかがでしょうか。
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