【１】台湾朝ごはんの定番を夜食に「東門豆漿」

鹹豆漿（シエンドウジャン）や蛋餅（ダンピン）などの台湾朝ごはん定番メニューを味わうなら「東門豆漿（ドンメンドウジャン）」へ。朝はもちろん、夜遅い時間帯も営業しているので、旅行プランに組み込みやすいですよ。

【２】海老ワンタンスープにほっこり「奇福扁食」

地元民でにぎわうワンタンのお店「奇福扁食（チーフービエンシー）」。ワンタンはスープだけでなく、麺入りもあります。ワンタンの種類は鮮肉（豚肉）、鮮蝦（海老）、干貝（ホタテ）、金魚（金魚の形の海老ワンタン）の4種類。おすすめは海老ワンタンで、海老のプリっとした食感と旨味、そして甘い豚肉餡のハーモニーが口いっぱいに広がります。

【３】ローカルな伝統市場で魯肉飯「東門城滷肉飯」

東門市場の中にある「東門城滷肉飯（ドンメンチェンルーロウファン）」は、5席ほどしかない小さなお店なのにお客さんが途切れることなく訪れる、ルーロー飯の人気店です。お肉は何時間も煮込まれつやつやと輝いていて、醤油ベースのタレがしっかり染み込んでいて甘辛い味わい。特に、こってり系のルーロー飯が好きな人におすすめです。

【４】鶏肉たっぷり汁なし麺を「來了就吃」

麺料理のお店「來了就吃（ライラジウチー）」は、うっかりしていると通りすぎてしまいそうな隠れ家のような小さなお店で、店内もカウンター席が10席ほどあるのみ。おすすめは、揚げた鶏肉がたっぷりのった汁なし麺「初來乍到雞腿麵」で、ジューシーな鶏肉ともちもち太麺が相性抜群で、食べ応えがあります。

【５】ローカル店で豚肉とろみスープを「東門赤肉羹」

東門市場周辺にはローカル感たっぷりな食堂が点在していますが、中でも常に行列ができているのが「東門赤肉羹（ドンメンチーロウグン）」。看板メニューの赤肉羹は、鰹節がきいたとろみのあるスープに、細く切った豚の赤身肉がたっぷり。豚肉は弾力があり、ジューシーで食べ応えがあります。

【６】食べ歩きにぴったりなネギ餅の人気店「天津蔥抓餅」

小さな屋台のようでありながらも地元民や観光客でいつも行列ができているのが、ネギ餅の人気店「天津蔥抓餅（ティエンジンツォンジュアビン）」。目の前で次々と焼かれていくネギ餅を、お好みのトッピングで注文しましょう。こんがりときれいに焼き色がついたネギ餅はふわふわもちもちで、食べ歩きにぴったりです。

【７】汁なし担々麺をセットメニューで「老鄧Lao Deng1949」

ピリ辛の「汁なし担々麺」は、中国四川省発祥の麺料理。老舗店「老鄧Lao Deng1949」は、本格的な汁なし担々麺を含む麺料理が数多く提供されています。副菜やセットメニューも充実しているので、バランスよく食事を楽しめますよ。

【８】ローカル市場でピーナッツ豆花を「江記東門豆花」

東門市場にあるローカルな豆花店「江記東門豆花（ジャンジードンメンドウフア）」のメニューは、豆花と豆乳のみとシンプル。豆の味わいをしっかりと感じる豆花はなめらかで、やさしい甘さのシロップが絡み合いほっとするおいしさです。やわらかいピーナッツの甘さも、豆花のおいしさをひきたてています。

【９】創作かき氷にうっとり「金雞母」

一風変わった創作スイーツを味わえるお店「金雞母（ジンジームー）」は、旅の途中で小休憩を挟むのにぴったり。夏はひんやりスイーツ、冬はあったかスイーツが用意され、季節を問わずスイーツを味わうことができます。暑い季節は、豪華なトッピングとともに楽しめるかき氷がおすすめです。

※取材で訪れた東門店は閉店となり、2023年12月現在は永康街の店舗で営業しています。

【１０】素材にこだわった上品な豆花を「白水豆花」

素材にこだわった豆花をいただけることで人気の「白水豆花（バイシュイドウフア）」。中でも桃膠（トウキョウ）という薬膳食材がのった「麥芽糖花生桃膠豆花（麦芽糖ピーナッツ桃膠豆花）」はめずらしく、このお店に行ったらぜひ食べていただきたいスイーツです。

いかがでしょうか。定番から穴場店まで、台北MRT東門駅周辺にはグルメ店がたくさん。ぜひお気に入りのお店を探してみてくださいね。

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Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。