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【機内食ルポ】エバー航空は2024年4月も安定のおいしさ!|東京羽田⇔台北松山便

Posted by: 石黒アツシ
掲載日: Apr 18th, 2024.

いよいよ今年もゴールデンウィーク間近! 台湾や韓国といった近場が人気なようです。そこで、エバー航空東京羽田⇔台北松山便に今月2024年4月に登場した際の機内食をご紹介します。往復ともエコノミークラスです。2023年7月搭乗時の機内食もあわせて紹介しています。

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機内食


相変わらず日本人に嬉しいメニューも!

エバー航空の機内食は以前から日本人になじみのあるメニューがあって嬉しいんです。搭乗してシートに座ったら、目の前のモニターで内容を確認してみます。

メニュー

この日の選べるメインは「カネロニボロネーゼ」(チキン)か「豚の生姜焼き」(ポーク)です。筆者の場合、離陸する国のほうの料理を選ぶことが多いです。そのほうが材料や調理が慣れていていいんじゃないかなと推測しているからなんです。そこで「豚の生姜焼き」を選択します。

メニュー

飲み物も一般的なものがリストされています。アルコール飲料も選ぶことができるので、午前中に出発するフライトではありますが、もちろん「吞む」こともできます。

羽田発松山便では日本食を!

機内食

こちらがそのすべてです。サラダ(前菜)、メイン、デザートにフルーツ、パンという構成は以前から変わりません。

サラダ

「カニカマとタラモサラダ」が意外なおいしさというか、やっぱりおいしいというか、カニカマの独特のおいしさを感じられる一品でした。

生姜焼き

生姜焼きは甘辛い味付けで、ゆかりを振りかけたご飯によく合います。生姜焼き好きな人も多いと思いますが、これは納得できる味です。

ブラウニー

さて、デザートです。ブラウニーはしっかりチョコレートを感じることができながらも甘さひかえめです。

松山発羽田便ではカロリーが低いビーフシチューを選ぶ!

台湾松山空港

台北松山空港からは、スターアライアンス塗装のボーイング787。なぜかちょっと嬉しいのでした。

台湾松山空港

さて、松山空港の搭乗口前にはもちろんどの空港にもあるタイプのベンチが並んでいるのですが、搭乗口の横から入ることができる、広々と滑走路に向かった窓が気持ちいいスペースがあります。搭乗口前はゲートが合う人で込み合っていても、こちらはガラーンとしていることも多いんです。過ごしやすい寝椅子、ベンチ、それにマッサージチェアまであるのでぜひ覗いてみてくださいね。

メニュー

選べるメインは「ビーフシチューローストポテト添え」と「パイクーハン」。いやぁ、どちらもおいしそうで悩みますが、よく見るとメニューにはカロリーも表示されていて、ビーフシチューが379kcalでパイクーハンが713kcal。台湾で食べすぎた筆者としてはここはカロリーを抑えたいということで、ビーフシチューにしました。

ビーフシチュー

ビーフシチューはサラッとした仕上がりでシンプルなお味。そういえば台湾滞在中は台湾料理ばかり食べていて洋食を食べることはありませんでした。

シーフードサラダ

前菜の「海鮮のごま醤油和えと海藻のサラダ」がこれまたおいしかった。中華のさりげない気配りの一品で、とっても優しい味に仕上がっていました。とくに細工切りされたイカが柔らかくっていい!

バナナケーキ

デザートは「バナナクランブルケーキ」。内側はふっくらとして表面はサクッと。口にはバナナの香りが広がって、こちらも甘すぎずにおいしいです。

というわけで、往復共に相変わらずおいしい機内食で、あっという間に目的地に到着でした。以下は2023年7月のエバー航空機内食の記事です。


【機内食実食ルポ】エバー航空はコロナ前と同様のクオリティ!|東京羽田⇔台北松山便|2023年7月

機内食

さぁ、コロナ禍海外旅行に出かけるときに求められていた、陰性証明書とかワクチン接種証明書とかが不要になっています。そろそろ海外に出かけようかなという方も多いはず。もう出かけたよという方もいると思います。コロナ後に機内食ってどうなっちゃってるんだろうと気になっていましたが、今回紹介する台湾のエバー航空の機内食を食べたらほっとしました!コロナ前と同様のクオリティとサービス!実食ルポします。

台北まで4時間弱、羽田へ帰る便はたったの3時間

飛行機の翼

搭乗したのは2023年7月半ば。東京羽田国際空港から台北市内のアクセスが抜群の松山空港の往復です。機体はエアバスA330-300。窓の外に見える翼の先っちょには、エバー航空のコーポレートカラーであるトルマリングリーンが塗られていました。

モニター

羽田発のBR189便は午前10時35分発、松山着午後1時30分で3時間55分のフライト。復路のBR196便は松山発午後3時20分、羽田着7時20分でたったの3時間のフライトです。時差は1時間です。

松山空港は台北の市街地に位置していて、例えばあの有名な高層ビル「台北101」までならバスを使って約15分。台北駅までは地下鉄を乗り継いで30分ちょっとです。成田空港から台北桃園空港を結ぶ便と比べると、現地でフライト直前まで楽しめるので人気の路線です。週末の弾丸ツアーならこっちがおすすめ。

羽田⇒松山|ちょうどランチタイムにトンカツまたはお弁当

メニュー

羽田空港を離陸してしばらくすると昼食のサービスが始まります。CAさんがメニューを提示してくれるので、内容がちゃんとわかって選びやすい!助かります。

前菜:
「ごぼうのサラダ スモーク ターキー添え」
メイン:次のうちのいずれか
「ポークカツレツ デミグラスクリームマスタードソース添え」又は、
「弁当」(日本式のお弁当)
スイーツ:
「季節のフルーツ」、「パイナップル入りマンゴームース」

ポークカツ

「ポークカツレツ」にしました。ドリンクはトマトジュースです。

ターキー

和風のごぼうサラダにあっさりとしたターキー。そのままでもおいしいのですが、これをパンにはさんで食べるのもまたよし。ごぼうとターキーのサンドになりますね。ビール好きなら、まずこれでビールを飲むのもいいと思います!

ポークカツ

メインのポークカツがこちら。ご飯の上にのっていて、立派なアスパラになすとパプリカのソテーも。

ポークカツ断面

そのカツですが、決して分厚いということもなく軽く食べられるボリュームです。衣がペタッとしていなくてクリスピーさを感じられます。デミグラスソースにマスタードが入っているようで、ちょっとピリッとしています。「とんかつにはからし」というわけでおいしいです。

フルーツ

フルーツはリンゴ、スイカ、メロン。夏らしくってみずみずしい!

スイーツ

「パイナップル入りマンゴームース」はスポンジケーキの上に。「そうだ!台湾のお土産ならパイナップルケーキだったな」と、大事なことが思い出されました。

窓外

コーヒーを飲んでのんびりして、ちょっとうたた寝をしたらすぐに松山空港に到着です。窓の外には台北の老舗ホテル「圓山大飯店」が見えました。

機体には「バッドばつ丸」のペイント|10年前の機内食にはキティーちゃん

機体

台湾滞在中ずっと天気に恵まれていたのですが、最終日は直前まで市内で食べ歩きを楽しんで松山空港に着いたら雨。エバー航空の機体には「バッドばつ丸」がペイントされていました。(実は来るときの機体もこれでした)

エバー航空は機材にサンリオのキャラクターをペイントしたものがあって、「リトルツインスターズ(キキとララ)」「ハローキティ」「マイメロディ」、その他のいろんなキャラが描かれたものがあるみたいです。

上の写真は2013年のエバー航空の機内食。かまぼこもスイーツもキティちゃんでした。

松山⇒羽田|これで十分!早めの晩御飯が助かる!

メニュー

エバー航空のアプリに搭乗券を登録すると、搭乗する路線の機内食を確認できます。帰りの便では事前に確認してみました。(↑はスクリーンショット)

前菜:
和風ごま風味の豚バラ肉とキュウリのマリネ
メイン:次のうちのいずれか
「海の幸の沙茶醤炒め ライス添え」又は、
「チキンもも肉のプロヴァンス風 バタークリームフジッリ添え」
スイーツ:
「季節のフルーツ」、「レモンクランベリーケーキ」

シーフード炒め

シーフードや大豆、エシャロットにココナッツなどを材料にした「沙茶醤(サーチャージャン)」は台湾料理にも欠かせない中華の調味料。ということで、メインは「海の幸の沙茶醤炒め」のほうにしました。ドリンクはまたまたトマトジュースです。

豚バラ

前菜は豚バラ肉ですが、きっちりした処理されていてすっきりとした仕上がりでした。

シーフード炒め

「沙茶醤」の旨味って、シーフードによく合います。海老にアサリにイカも。特に飾り切りを入れたイカはソースが絡みやすくって絶品です。

茹で野菜

茹で野菜はかなりシンプルですが、シーフードのしっかりした味付けと対照的でいいと思います。それに茹で具合がいい。欧米系の機内食の野菜って日本人にとっては茹ですぎと感じられる場合が多いのでうれしいです。

フルーツ

フルーツはリンゴとオレンジ。新鮮ですが、まぁ味は普通においしいです。

デザート

しっとりとしたケーキにはクランベリーが入っていて、表面はレモンのクリーム。甘すぎず口当たりがよくてこれはやっぱり別腹ですね。

少し遅れて7時30分ごろに羽田に到着。この時間からどこかで食事をしたり、うちに帰ってからなにか食べたりというのはちょっと面倒ですが、機内食で早めの晩御飯を食べちゃっているので助かります。しっかり休んでまた明日からいつもの生活にすっきりと戻れそうです。

[All photos by Atsushi Ishiguro]

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー
旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。


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