第3位:ハノーファー(ドイツ)

第3位には、再びドイツからハノーファー(Hannover)がランクインしました。この街が17項目の中で一番高く評価されたのは、メンタルヘルス(Mental Health)の1.24点。その次点が「騒音公害」の1.36点なので、静かな環境で心穏やかに過ごせる街の様子が分かります。この「騒音公害」の得点は、Best5に入っている他の都市と比べても一番の評価です。
そんなハノーファーの最大の弱点は、日照時間(Sunshine Hours/8.19点)。ドイツの中でも北部に位置するため、冬季は長く灰色の空に包まれてしまいます。天気さえ気にならなければ、ハノーファーは穏やかにストレスフリーで過ごせるのではないでしょうか。
第2位:ルクセンブルク(ルクセンブルク)

第2位に選ばれたのは、西ヨーロッパの小国ルクセンブルクの首都ルクセンブルク(Luxembourg)。人口約57万人の小国ですが、「一人あたりGDP」が世界1位である富裕国としても知られています。さぞや忙しく働いて、精神的に疲れるのでは・・・とも思いますが、意外なことにメンタルヘルスが1.00点の最高評価。そしてGDPが世界一というだけあり、「家族当たりの購買力」(1.60点)が続きます。人口が少ないので、小国でも人口過密にならず、「人口密度」も同じく1.60点。お金もパーソナルスペースも十分にあれば、確かにメンタルも落ち着くでしょうし、ストレスは感じずにすみそうですね。
そして筆者が注目したのは、「社会保障」(Social Security/1.18点)。失業保険、医療費、退職金などを指していますが、ルクセンブルクのこの得点は、全150都市の調査対象の中でも4番目の手厚さでもあります。何かあっても国が支えてくれるという安心感がストレスを軽減してくれるのではないでしょうか。
ただしそんなルクセンブルクも、他の都市と同様に「騒音公害」(9.82点)、「光害」(9.40点)、「日照時間」(9.21点)がストレスになっているようです。
そして気になる第1位は?

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