何度訪れても新しい魅力に出会える京都。パワースポットと呼ばれる場所も数多く点在する京都ですが、「美しくなりたい!」という願いを叶えてくれるとされる女性必見の神社があるんです。今回は、鏡絵馬で美人祈願できる「河合神社」をご紹介しましょう。
美の神様が祀られる、女性のためのパワースポット
世界文化遺産に登録されている下鴨神社の摂社「河合神社」。神秘的な雰囲気漂う、糺ノ森に佇みます。
河合神社の創建時期は明確ではありませんが、おおよそ神武天皇の御代と伝えられています。天安2年(858年)に名神大社に列せられ、明治10年(1887年)に下鴨神社の第一摂社とされたのだそう。
河合神社のご祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。神武天皇の母親であり、玉のように美しいと言われていたことから、美麗の神として祀られています。中門の看板には「女性守護 日本第一美麗神」と書かれてあり、なんとも美のご利益がありそう!
そんな美の神様が古くから祀られている河合神社では、美人祈願できることでも有名。「鏡絵馬」と呼ばれる手鏡形の絵馬に自分でお化粧して奉納できるんですよ。
それではいよいよフォトジェニックな鏡絵馬を購入します!
自分でお化粧を施す鏡絵馬
鏡絵馬は中門すぐそばにあるこちらの社務所にて購入。
あらかじめ眉、目、鼻、口が描かれたこの鏡絵馬を自分の顔に見立て、「美しい女性になれますように」と願いを込めながらお化粧を施します。鏡絵馬の初穂料(800円)を納めると、しおりと御供米(おくま)もいただけます。御供米をご飯に混ぜて炊いていただくと美しくなれるのだそう。
こちらの建物で鏡絵馬にお化粧を施します。その名も“御化粧室”! 日本人だけでなく、外国人観光客の方も多くいらっしゃいました。
鏡絵馬の描き方もちゃんと紹介されています。クレヨンや色鉛筆が置いてありますが、自分が普段愛用しているメイク道具でお化粧する方がよりご利益があるのだとか。裏面にはお願い事と自分の名前を書きます。
そして筆者が施した鏡絵馬。絵心がなさすぎて大変恐縮なのですが(汗)、こんな感じでなりたい顔をイメージしながらお化粧します。
メイクアップした鏡絵馬を奉納
鏡絵馬が完成したら奉納。本殿横にはずらっとたくさんの鏡絵馬が!
筆者の鏡絵馬もこちらに奉納させていただきました。どの鏡絵馬もひとつひとつ個性があって見ているだけでも楽しめますよ。
美しくなりたい女性必見の「河合神社」。次の京都女子旅では、美の聖地とも呼ばれるパワースポットで美人祈願をしてみてはいかがでしょうか?
[All photos by Nao]