関越自動車道上りの寄居PAは、「星の王子さまPA」の異名を持つパーキングエリア。「星の王子さま」の著者サン=テグジュペリにゆかりのある、南フランス・プロバンスの雰囲気が漂うパーキングエリアなのです。

風景もグルメもインスタ映えだらけの寄居PA（上り）を現地ルポ。

PA内のインスタ映えスポットはここ！

おしゃれな雰囲気に包まれた寄居PAには、ときおり「ここは海外！？」と思わせるような一角も。

看板やウォールアートも素敵なのです。シャッターが止まらない。

こちらは帽子？ ではなく、ゾウを呑み込んだウワバミの図。星の王子さまを読んだことがある人なら、わかるはず。

「ここはウクライナの愛のトンネル！？」と思わず口にしてしまった筆者。この先は、小さな庭に続いています。

ささやかな花壇やオブジェもあり、クリスマスツリーも飾られていましたよ。

次は可愛いカフェや屋台をご紹介！

店構えも可愛いカフェや屋台

こちらはうわばみ焼のお店。

ゾウを呑み込んだウワバミの形をした寄居PA限定のほんのり甘い焼き菓子。ベビーカステラに似ています。うわばみ焼は6個300円、2つおまけしてくれました。

あのカフェものぞいてみましょう。

中には、サンドイッチやパン、飲み物がそろうパン屋さんがありました。星の王子さまの焼印入りのパンが可愛い。

ふわとろのオムライス専門店もおいしそうでした。お持ち帰りもできるみたいです。

ソフトクリームはバニラ、チョコレート、ミックスとあり、どれも400円。「サン=テグジュペリ・オリジナルブレンド」コーヒーも気になりますね。

ジャーマンソーセージ350円もおいしそうでした！

次は都内のビストロ並みのおいしさのレストランをご紹介！

もはやPAにいることを忘れる！おいしすぎるレストラン「ル・プチ・プランス」

そして今回おいしすぎてPAにいることを忘れそうになったレストランがこちら。「ル・プチ・プランス」です。

中はこじんまりとしていました。照明が華やか。

サラダやパスタ、ガレット、肉料理、魚料理、デザートまでどれもおいしそうで迷ってしまいます。

ノンアルコールスパークリング（600円）なるものを発見し、早速一杯。

若鶏骨付きモモ肉のコンフィ　1380円

埼玉県産「香り豚」肩ロースのソテー　1980円

お料理にセットで付いてくるパン

そしてそして、何をオーダーしてもおいしいのです！ お肉はやわらかく旨味があり、野菜も歯ごたえが楽しめて新鮮。都内のビストロにでも来た気分になります。

仔羊モモ肉と野菜のクスクス1680円　

クスクスはサン＝テグジュペリが好んだ料理のひとつなのだそう。こちらも、スパイスがきいていて、ラムもやわらかく、もちろんおいしいのでございます。ハリッサ（唐辛子のペースト）がついていて、味の変化も楽しめました。

お子様プレート。こちらに、星の王子さまパンとデザート、ジュースがついてたしか1000円くらいだったと思います。お得！

お土産ショップもあります！

お土産のお菓子や雑貨、食器などの王子さまグッズ、海外の調味料などがそろうショップもあります。

寄居 星の王子さまPAオリジナル限定商品の「セレクトお菓子ボックス（1204円）」は、星の王子さまの作者、サン＝テグジュペリの愛したコーヒー入りのお菓子とサクサク甘いサブレがセットになったものだそう。お土産にぴったりですね。

というわけで、寄居PAのあまりの居心地のよさに、気づけば2時間も滞在してしまったのでした。気分転換におすすめですよ！

[関越自動車道 寄居PA 上り｜ドラぷら]
[All Photos by Aya Yamaguchi]

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。