12月21日。今日もまた、アドベントカレンダーの窓を、ひとつひとつ開けていくことにしましょう。
12月21日のアドベントカレンダー
グリムのお菓子の家は、そり。おばあさんが驚いたような顔をしているのは、ヘンゼルとグレーテルがお菓子の家を食べようとしているから。でも本当は、その驚きは演技なんですけどね。
チョコレートは、「リンツ ミニ ダブルミルクボール」です。
オーガニックティーは初登場の「クリスマスケーキ」。紅茶にオレンジの皮、りんご、桃、シナモン、ジンジャー、バニラビーンズなど。
そして入浴剤は、しゅわしゅわの炭酸風呂が楽しめるゆず湯のバスタブレット。冬至は明日なのに・・・と思っていたら、このカレンダーがそもそも2016年用のものだったと思い出しました。2016年の冬至は12月21日だったのです。
さあ、お茶の時間です。「クリスマスケーキ」はほんのりスパイシーな風味を上回るフルーツたちの香りが可愛らしい紅茶です。やっぱり以前「コーヒークリーム」に間違って入っていたのはこちらではないかと。そういう意味では初登場ではないですね。甘ーいフルーティーな香りは甘ーいミルクボールのチョコと合わせると心もとろんとしてくるのです。
気持ちのレシピのこと
マカロンも豆腐も、その日の気温や湿度によって配分を変えないと、いつものようにおいしくできないそうです。
食べ物だってそうだということは、人間だって絶対そうだと思います。
気温や湿度によって何かの配分を変えないと、いつものようには働けないし、いつものようには楽しめない。
それは「今日は寒いからマフラーも巻く」「今日は乾燥しているからいつもより水分をとろう」という体調管理的なことだけではなくって、家をきれいにするとか、誰かに優しくするとか、気になっていたことを片付けるとか、自分を甘やかすとか、そんな時間の使い方のことも。
自分という人間を何十年も生きているうちに、気温や湿度、さらにいろいろなもろもろも含めて、いい気持ちでいられるためのレシピができあがっていくのかなと思います。
それではまた明日。今日も一日、心が自由でありますように。
12月1日から24日まで、毎日アドベントカレンダーの中身を紹介していく連載です。アドベントカレンダーを毎日楽しむ中で感じたこと、考えたことをつづっていきます。
紹介しているアドベントカレンダー
[クリスマス リンツテディ アドベントカレンダー 2017]
[イングリッシュティーショップ アドベントカレンダー]
[コルシュ社 組立式アドベントカレンダー グリムのお菓子の家]
[ジーピークリエイツ アドベントバスカレンダー]
[All Photos by Aya Yamaguchi]