何十種類もあるフランスのトマト。在住者が教えるおすすめの食べ方5つ

Posted by: sweetsholic

掲載日: Jan 5th, 2018

フランスのマルシェやスーパーで驚くことのひとつ。それは、トマトの種類が多いこと! 特に夏になると、野菜売り場には黄色に緑、オレンジなど、色とりどりのトマトがずらりと並びます。

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

自宅近くのスーパーでざっとカウントしてみたところ、20〜30種類もありました。そんなトマトは、大きさや形だけでなく、味も食感も微妙に(時に大きく)違うので、選ぶ楽しみもあります。今回は、現地の夏場のスーパーやマルシェで購入できる、主なトマトを5つほどピックアップしてみます!

トマト・アロンジェ

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

フランス語で長いという意味の「アロンジェ」。その名のごとく、トマトにしては細長い品種で、味はあっさり。身が締まっているので、薄切りもラクラク。熱を加えても型崩れしにくく、サンドイッチの具にも、夏野菜を重ね焼きにするオーブン料理「ティアン」やトマトの肉詰め「ファルシ」など加熱する料理にも適しています。

アナナス

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

フランス語でパイナップルを意味する「アナナス」。トマトなのに、パイナップルという名前の不思議ちゃんで、サイズは大ぶり。他のトマトとは一線を画すフルーツのような甘みと酸味、ジューシーさが特徴で、オレンジがかった黄色をしています。ガブリとかぶりつくか、食べやすくスライスして、塩の結晶「フルール・ド・セル」をパラリとふりかけてどうぞ!

クール・ド・ボフ

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

パイナップルに続く、インパクト大の「クール・ド・ボフ」。ひだを打った皮が特徴的な大ぶりトマトで、クール・ド・ボフがフランス語で「牛の心臓」ということに納得! 名前はちょっとアレですが、身やわらかく、甘みの強いものが多い印象です。食べやすくスライスしてからちぎったバジルを散らし、オリーブオイルと塩をかけて、カルパッチョ風に。

トマト・グラッペ

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

もぎたて野菜の青臭い香りがする、枝付きの丸いトマト。甘みと酸味のバランスがよく、やわらかすぎず、かたすぎず、サラダにスープに幅広く使えます。以前TABIZINEでご紹介したトマト、アボカド、チーズを重ねた「おもてなしにも最適な『アボカドとモッツァレラのタワーサラダ』」にぴったりです。

トマト・スリーズ 

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

皮がパリッとしていて、甘みと酸味のバランスが良いフランスのチェリートマト。色は主に赤や黄色、形は丸いものや細長い「トマト・アロンジェ」のミニバージョンなどさまざま。当地には現在、チェリートマトだけでもおよそ30種類あるそうです。

チェリートマトは、お酒とおつまみを楽しむ食事前の「アペリティフ」にも大人気! 種なしオリーブ、キュウリ、トマト・スリーズを爪楊枝に刺してオードブル風にするのもオシャレです。

パイナップルに牛の心臓!? フランスのトマトを在住者が解説

このほか緑色をしたものや黒いトマトも見かけるのですが、トマトは赤という先入観があるからでしょうか、食べる気が起きません。色から想像するに、ちょっと硬そう・・・。チャレンジしてみておいしかったら、そのうちご紹介してみたいと思います。

[saveol.com]
[huffingtonpost.fr]
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sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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