異国情緒あふれるレトロな港町!北九州の観光地「門司港」の楽しみ方4選

Posted by: Nao

掲載日: Jan 28th, 2018

北九州市にある「門司港(もじこう)」。石炭などを扱う国の特別輸出港に指定され、明治から昭和初期にかけて栄えました。現在でも歴史的な建築物が残り、当時の繁栄を今に伝えています。異国情緒あふれるレトロな建物をめぐる、門司港の楽しみ方を現地ルポ。

異国情緒あふれるレトロな港町!北九州の観光地「門司港」の楽しみ方4選
(C)門司港レトロインフォメーション

北九州市にある「門司港(もじこう)」。石炭などを扱う国の特別輸出港に指定され、明治から昭和初期にかけて栄えました。現在でも歴史的な建築物が残り、当時の繁栄を今に伝えています。今回は、そんな門司港の楽しみ方をご紹介しましょう。

1、異国情緒あふれるレトロな建物を巡る

異国情緒あふれるレトロな港町!北九州の観光地「門司港」の楽しみ方4選
(C)門司港レトロインフォメーション

国際貿易港として栄華を極めた門司港。JR門司港駅周辺に広がる門司港レトロ地区は、古き良き時代の面影を色濃く残し、風情ある西洋建築が建ち並びます。

こちらは大正6年に建てられた「旧大阪商船門司支店」。レンガ造りに見えますが、木造建築にタイルを貼ったという独特の建物です(一部コンクリートで補強)。

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「旧門司三井倶楽部」。大正10年に建てられた、木の柱や梁などを骨組みとして外に見せるハーフティンバー様式の木造建築。三井物産の社交倶楽部として山手に建てられたものを移築。2階には、アインシュタイン博士夫妻が宿泊した部屋がメモリアルルームとして復元されています。

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「JR門司港駅」。明治24年に建てられ、大正3年にネオ・ルネッサンス調の木造建築として建て替えられたJR門司港駅。構内にある青銅製の手水鉢、大理石とタイル張りの洗面所、当時としてはかなり珍しい水洗式トイレなどが残され、当時の雰囲気を伝えています。(※現在、大規模保存修理工事中)

2、関門海峡を渡る

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(C)門司港レトロインフォメーション

本州と九州を隔てる関門海峡。シンボル的存在の関門橋は全長1.068mで、昭和48年の開通時は東洋一の長さを誇ったのだそう。

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(C)門司港レトロインフォメーション

関門橋は高速道路なので歩けませんが、海底に作られた「関門トンネル人道」なら徒歩で関門海峡を渡ることができます。トンネルの深さは海面からの深さが約58mもあり、なんとも不思議な気分を味わえますよ。(歩行者の通行料は無料)

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関門海峡は船で渡ることも可能。関門連絡船は門司港桟橋と下関側の唐戸桟橋の間を結びます。約5分間の短い船旅ですが、迫力ある関門海峡を肌で感じられます(片道料金400円)。

3、絶景を一望できる「門司港レトロ展望室」

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(C)門司港レトロインフォメーション

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(C)門司港レトロインフォメーション

建築家・故黒川紀章氏が設計した高層マンションの最上階(31階)にある「門司港レトロ展望室」。地上103mのガラス張りの展望室からは関門橋や対岸の下関市まで見渡せます。陽が沈むとライトアップされた門司港レトロの街並みが広がり、ロマンチックな雰囲気に。(料金300円)

4、名物「焼きカレー」を堪能

異国情緒あふれるレトロな港町!北九州の観光地「門司港」の楽しみ方4選
(C)Nao

昭和30年代、門司港にあった喫茶店から発祥したと言われる門司港名物「焼きカレー」。ご飯の上に卵やとろけるチーズ、カレーをのせて焼き上げられた焼きカレーは、香ばしさ満点! 門司港では30店舗以上のお店で焼きカレーが提供されているので、食べ比べして個性あるおいしさを楽しむのもオススメです。

異国情緒あふれる西洋建築が建ち並び、レトロな雰囲気漂う門司港。歴史に思いを馳せながら散策してみてはいかがでしょうか?

[門司港レトロインフォメーション]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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